神戸市北区にある道の駅神戸フルーツフラワーパーク大沢にある温泉で、地名から大沢温泉と名付けられた。大沢はオオゾウと読む。
浴場はホテルに隣接しており、かつてはバーデハウスや茜の湯という名前が主に使われていたが、今は神戸大沢温泉金仙花の湯という名前が使われているようだ。
この施設の屋内浴槽には、普通の湯が使われており、露天風呂が温泉となっている。有馬温泉と地理的に近いこともあって泉質も近く、含鉄-ナトリウム・カルシウム-塩化物強塩泉の泉質で、有馬温泉の金泉と同様に、湯船の底が見えないほど鉄錆色に茶色く濁り、舐めるとかなり塩辛い。
温泉が使われているのは露天風呂だけとは言え、浴室内の設備も充実しており、2種類のサウナや打たせ湯、泡風呂があり、日ごとに違うハーブ風呂もある。特にミストサウナは、他の湿式サウナに比べ、水分たっぷりで霧の粒が大きく、打たせ湯の湯量も多くてほぐれるため、個人的にはお気に入りだ。
かつては、フルーツフラワーパーク自体に入園料が必要だったが、道の駅化で現在は入園無料となり、手軽に行けるようになった。夏のプールや冬のイルミネーションなど、フルーツフラワーパークでは季節ごとのイベントが開催されており、これらを体験した後で温泉に入って帰るという人も多いようだ。
一般道からのアクセスが貧弱なのはネックではあるのだが、六甲北有料道路の大沢I.C.からは至近で、どこかへ行った帰りなどには非常に利用し易い温泉である。
最終訪問日：2023/11/26
大沢温泉は、有馬温泉の金泉に近い泉質でありながら、手軽に寄ることができる有り難い温泉ですね。
しかも、露天風呂もミストサウナも比較的低い温度設定で、個人的にはダラダラと長湯ができて、かなり好みの温泉です。
中国道を使ってツーリングから帰ってくる時は、西宮北I.C.で下りて、大沢温泉に寄って帰るのが定番化してますね。
