Mottyの旅日記 Archive

Mottyが巡った場所の記憶と記録

東浦温泉

東浦花の湯の外観

 2001年に開湯した温泉で、もともとは東浦サンパークの施設内浴場としてのオープンだったようだ。その後、2003年5月に温浴施設である東浦花の湯が併設され、スーパー銭湯型の温泉となった。

 源泉は、地下1300mから汲み上げた温泉で、源泉温度は29.7度と低温泉に分類されるが、温泉の湧出量は1分間に214リットルと多い。花の湯の近くに温泉スタンドも併設されているが、これもこの湧出量のお陰だろう。

 泉質は、ナトリウム-炭酸水素塩泉で、これは俗に美人の湯と呼ばれる重曹泉であり、美肌効果が期待できる。ただし、phが7.47とほぼ中性である為、アルカリ性の美人の湯ならではの、湯上り肌がつるつるすべすべになるという効果はそれほど大きくなさそうだ。とは言え、湯に少し濁りがあり、滑らかな浴感も感じられ、温泉に入ったという満足感は十分にある温泉である。

 花の湯は、露天風呂から見える景色が段々の花壇となっており、これが花の湯の由来になっているのだろうか。浴室内の設備は、広さ自体はそれほど広くは無いものの、バブルジェットやサウナなど、基本的な設備は揃っていた。露天風呂は細長い浴槽で珍しいが、これは花壇が見やすいように設計されたものなのかもしれない。

 東浦温泉と名の付くものは他にもあり、道の駅東浦ターミナルパークにも花足湯というのがある。道の駅の周辺が特に温泉街になっているというわけでもないので、恐らくこの東浦温泉から湯を運んでいると思われるのだが、こちらもバスを待つ時間にゆったりできるなど、好評なようだ。あわじ花さじきも近く、東浦近辺は花というキーワードで統一されており、花が好きな人にとっては、東浦界隈はとても楽しめる場所だろう。

 

最終訪問日:2013/9/15

 

 

花の湯は、シンプルなスーパー銭湯の構造で、華美さは無いものの、ゆったりのんびりできる温泉でした。

サンパークにはグラウンドや体育館、プールなどもあって、合宿に最適。

学生時代に、こんな温泉付きの所で合宿したかったな~