Mottyの旅日記 Archive

Mottyが巡った場所の記憶と記録

つくはら湖 (呑吐ダム)

初冬のつくはら湖

 漢字では衝原と書く、呑吐ダムによって造られた人工のダム湖である。呑吐ダムの名前の由来は、ダムに流れ込んでいる志染川や、その上流の山田川に大小の滝があり、水を呑んで吐く様子から呑吐の滝と呼ばれていたことにちなむ。

 呑吐ダムは、1968年に着手され、1987年に竣工した重力式コンクリートダムで、提高71.5m、堤頂長260mの規模があり、湛水面積は105haを誇る。

 呑吐ダムの付近には、江戸時代に計画され、大正8年(1919)に完成した山田川疎水があり、志染川山田川は、古くから農業利水の水源として注目された場所であった。やがて、利水が進んでいなかった加古川の東岸地域の農業利水を進めるために計画された、東条湖の鴨川ダムや大川瀬ダム等の農業利水施設を拡張される形で策定されたのが、呑吐ダムである。つまり、それまでの山田川疎水の機能を取り込み、加古川東岸の農業利水を強化するという目的であった。この為、鴨川ダムや大川瀬ダムと同様、総合管理事業として国が直接ダム管理を行っているのだが、これは利水の範囲が非常に大きく、また、各地域と調整する必要もある為、一体管理する必要がある為という。

 衝原の名の由来は、水没した衝原村からそのまま来ているのだが、語源は原の尽く場所、つまり平野部の終端という意味で、旧国で言えば、摂津国有馬郡の西端にあたる。水没した衝原村の集落は、一部が上流域に移り、重要文化財に指定されている箱木千年家も、建築当初の形に復元を図りつつ移築された。この建物の柱などに使われている初期の部材は、放射線炭素年代測定から13世紀末から14世紀初頭の伐採と推定されており、日本最古の民家と言われている。

 このほか、つくはら湖の外周の道は、山田神出自転車道の一部となっており、千年家の近くにはサイクリングターミナルも設けられ、春秋の気候の良い季節にはレンタルで湖の空気を感じながらサイクリングを愉しむ人も多い。近年は、神戸市もロードバイクブームに乗っかる形で、乗り捨て可能なロードバイクのレンタルを行っている。また、つくはら湖南西側の休憩所は、神戸周辺のバイク乗りの密かなスポットで、天気の日には様々なバイクが止まっており、個人的にも良く訪れる場所だ。

 

最終訪問日:2021/12/1

 

 

個人的には、ちょっとバイクでぶらっとしたい時の目的地ですね。

行く途中にアップダウンもちょっとした峠道もあるので、バイクに乗った感がほどよいです。

そのうち、自転車でもぶらっとして見たいな~