Mottyの旅日記 Archive

Mottyが巡った場所の記憶と記録

奥琵琶湖パークウェイ

 国道303号線大津市西浅井町岩熊から菅浦半島方向へ分岐し、葛籠尾崎、菅浦近くを通って大浦までを繋ぐ県道512・513号線が、奥琵琶湖パークウェイである。

 開通は、昭和46年(1971)9月29日で、当初は滋賀県道路公社が管轄する有料であったが、平成元年(1989)4月1日に無料開放された。有料道路としては、全長約18.8kmであったようだが、これは少し菅浦半島へ入った月出峠付近から大浦までの距離のようだ。現在の県道となっている2本の距離を合わせると、約22.2kmである。

 木之本方面からパークウェイに入って行くと、月出峠前後の部分は激しいアップダウンとコーナーの連続で、時折見える琵琶湖と湖東や湖北の景色が絶景だ。葛籠尾崎の真上にあるつづら尾展望台を経由して菅浦を越えると、今度は東半分とは一転して、砂浜がほとんどない湖岸沿いを比較的穏やかに走ることができる。この情景の変化も、奥琵琶湖パークウェイの面白さだろう。少し足を延ばせば、琵琶湖八景のひとつである海津大崎もあり、ここも湖水がすぐ近くまで迫った独特の情景を醸し出していて、非常に良かった。

菅浦付近から葛籠尾崎と竹生島の穏やかな眺め

 訪れた時は、岩熊方面から月出峠を通ってつづら尾崎展望台で休憩し、菅浦、大浦と抜けたが、平成18年(2006)4月より、つづら尾崎展望台から月出ゲートまでが北方向の一方通行になっているようだ。このため、連続でパークウェイを走り切りたい場合は、大浦からパークウェイに入らなければならない。また、同様に20時から朝の8時までの夜間が、訪れた時には二輪車進入禁止となっていたが、これも菅浦ゲートから月出ゲートまで完全な夜間通行止めとなっているようだ。

 タイトな峠道なので、当然のようにライダーや走り屋さんに人気と思われるが、その影響なのかコーナーに滑り止めの凹凸が多く、車体を倒してコーナーを曲がるバイクにとっては、スピードが出てなくても非常に厄介だった。それを除けば、ワインディングも景色も愉しめる、非常に気分の良い道だ。

 

最終訪問日:2001/8/24

 

 

訪れた時が夏だったからか、つづら尾展望台からの眺望が、繁茂する木々で意外と良くなかったんですよね。

剪定の谷間だったのか・・・

沿道に桜が多いみたいなので、今度は桜の時期に1度走ってみたいですね。