Mottyの旅日記 Archive

Mottyが巡った場所の記憶と記録

史跡-陵/古墳

鶯塚古墳

鶯山古墳の後円部から前方部の眺め 名勝である若草山の山頂に造られた前方後円墳で、全長は103m、前方部の幅約50m、後円部の径約61mの規模を持つ。また、周囲には3基の陪塚と考えられる古墳がある。 枕草子において、うぐいすの陵として書かれているのがこの…

大仙陵古墳 (仁徳天皇陵古墳)

大仙陵古墳の遠景 第16代天皇の仁徳天皇の陵墓に比定されている古墳で、日本最大の前方後円墳として有名。 5世紀前半から中頃の築造とされ、宮内庁では百舌鳥耳原中陵、考古学的には大仙陵古墳というのが正式名称である。かつては、仁徳天皇陵や仁徳天皇陵古…

今城塚古墳

今城塚古墳の前方部と造出し部分 第26代天皇の継体天皇の陵墓に推定されている古墳。ただし、宮内庁の陵墓参考地には指定されておらず、発掘可能な大王墓として貴重な存在である。 今城塚古墳は、古墳時代後期の6世紀前半に築造された、二重の環濠を持つ前方…

中山茶臼山古墳

中山茶臼山古墳前景 中山茶臼山古墳は、他の同名の茶臼山古墳と区別する為、吉備中山にあることから中山を冠して呼ばれる。また、現地案内板では、中山御陵という名で記されていた。 古墳は、第7代考霊天皇の皇子で、桃太郎のモデルといわれる大吉備津彦命を…

王塚古墳 (桧笠岡王塚古墳)

環濠が整備された王塚古墳 5世紀末から6世紀初頭の前方後円墳で、地元では単に王塚古墳と呼んでいるが、地図には桧笠岡王塚古墳とあり、吉田王塚古墳とも呼ぶ。 推古天皇11年(603)、撃新羅将軍であった来目皇子の後任として、聖徳太子の異母兄弟である当麻皇…

井の端古墳群

井の端古墳群の7号墳の頂上面 公共宿泊施設である上郡ピュアランド山の里に隣接する古墳群。丘陵一帯には13基の古墳があり、その内の5基について調査されている。 この古墳群は、平成5年(1993)に上郡ピュアランド山の里の建設に伴って発掘調査が行われ、当…