Mottyの旅日記 Archive

Mottyが巡った場所の記憶と記録

都道府県別-徳島

南阿波サンライン

徳島県の日和佐から牟岐までを結ぶ道路で、全長は17.1km。 南阿波サンラインは、徳島県が建設を行い、昭和45年(1970)に一部が開通した観光道路で、4年後の昭和49年(1974)に全線が開通した。しかし、人口の多い都市から遠い上、サンラインに接続する国道55号…

鳴門スカイライン

鳴門スカイライン四方見展望台からの眺め 四国本島と島田島や大毛島を結び、小鳴門海峡や鳴門海峡の風光明媚な景色の中を走る道路で、全長は8.1km。昭和46年(1971)に開通し、平成8年(1996)8月1日に無料開放された。ただし、現在は県道183号線全体の約11kmを…

小鳴門橋

神戸淡路鳴門道に並行する小鳴門橋 小鳴門海峡に架かる全長441.4m、高さ23.5mの吊橋。 昭和36年(1961)7月の開通で、当初は有料であったが、昭和52年(1977)3月27日に無料開放された。吊橋としては、3主塔というのは珍しい方式で、その最大径間160mは、建設当…

奥祖谷二重かずら橋

かずら橋とは、シラクチカズラなどの植物を使って架けられた橋で、漢字では蔓や葛の字が使われる。この祖谷渓には、江戸時代の史料には7橋、もしくは13橋あったと記されており、祖谷渓では比較的一般的な橋であった。 祖谷一帯に伝わる伝承では、弘法大師が…

鳥居龍蔵記念博物館

鳴門にあった鳥居記念博物館時代の外観 正式には、徳島県立鳥居龍蔵記念博物館という。考古学、人類学の学者として精力的に活動した、鳥居龍蔵博士の業績を記念して造られた記念博物館。 博士は、徳島市に生まれ、小学校中退ながら独学で勉強を重ね、20歳の…

徳島城博物館

徳島城は、江戸時代に阿波と淡路2ヶ国を領した徳島藩蜂須賀家の居城であったが、その徳島城の本丸御殿を模した書院造りの建物が、徳島城博物館である。開館は平成4年(1992)年10月。 徳島城と冠するだけあって、徳島藩蜂須賀家の藩政や江戸時代当時の徳島城下…

丸石滝

急峻な山が幾重にも折り重なり、その深い渓谷は祖谷渓と呼ばれ、平家の落人伝説が残るというほどの山深さだが、その祖谷渓を形作る祖谷川沿いには、2本のかずら橋が架かっている。そのかずら橋の内、より奥にあるほうの二重かずら橋のすぐ下にある滝を、丸石…

大歩危小歩危

吉野川の中上流、徳島県と高知県の県境のやや徳島県側にある渓谷で、剣山国定公園の一部であり、国指定の名勝かつ天然記念物。 大歩危小歩危を流れる吉野川の両岸は、四国山地そのままの高い山が迫り、その山の圧力や斜面の立ち上がり方が独特で、国道から見…

祖谷渓

吉野川の上流部、四国で2番目の高峰である、剣山から流れ出る祖谷川沿いに続く渓谷で、剣山国定公園の一部を成しており、全長は約10km。通常は、イヤケイと読むが、イヤダニと呼ばれることもある。 祖谷渓は、徳島市街から吉野川、祖谷川沿いを延々と遡った…

鑓場古戦場

阿波守護だった細川氏之(持隆)が三好之虎(実休・義賢)に討たれた後、その弔いとして氏之の遺臣と三好軍が戦った鑓場の義戦の古戦場。 氏之は、阿波守護として管領細川晴元を支え、細川高国との戦いで畿内にも出陣するなどしていたが、将軍足利義晴の弟足利義…

三好一族墓

三好之長・元長・実休・長治の4代が並ぶ墓 三好氏の菩提寺であった見性寺にある三好一族の墓。 三好氏は、鎌倉時代に阿波の守護を務めていた小笠原氏の庶流で、承久3年(1221)の承久の乱の恩賞により、小笠原長清が阿波守護職を得たことが、小笠原氏が阿波と…

旧徳島城表御殿庭園

旧徳島城表御殿庭園の築山泉水の部分 旧徳島藩主蜂須賀家の表御殿の庭として作られた庭園。作庭は上田宗箇で、関ヶ原の合戦が行われた慶長5年(1600)頃の作庭とされ、昭和16年(1941)に国の名勝に指定された。 徳島城の最も重要な施設である、表御殿の庭園とし…

さまちの湯

白地城跡に建てられた、かんぽの宿阿波池田保養センター内にある温泉だったが、平成18年(2006)3月をもってかんぽの宿は閉鎖となり、建物そのままで、同年12月から大歩危祖谷阿波温泉あわの抄という宿泊施設としてオープンした。ただし、大歩危祖谷阿波温泉と…

脇城

蜂須賀氏治世下の阿波九城のひとつ。虎伏山にあることから、虎伏城とも呼ぶ。 鎌倉時代中期に、藤原氏系の脇氏がこの地に入り、後に城を築いて代々居城したとされ、文明年間(1469-87)頃には、脇権守仲房が居したという。だが、その城は掻揚げの土居構の城だ…

撫養城 (岡崎城)

鳴門市撫養町にある山城で、現地では撫養城と表記されているが、徳島県のパンフレットには、市指定史跡として岡崎城とあり、南西麓の地名から林崎城とも呼ばれる。 築城の時期は不明だが、将軍足利義稙が撫養で没したというのが史料にあることから、大永年間…

牟岐城

牟岐城南麓の八幡社から城の遠景 牟岐城は、阿波南東部の海沿いに築かれた城のひとつで、他の海岸沿いの諸城と船舶によるネットワークを成していたと思われる。 牟岐城の事績として伝えられているものは少なく、元亀年間(1570-73)に牟岐大膳允によって築かれ…

日和佐城

日和佐城は、長宗我部元親の阿波侵入に対する防塁として、日和佐肥前守が築いたとされるが、その規模は小さかったようだ。元亀年間(1570-73)、もしくは天正年間(1573-93.1)初期に築城され、史料には3段の郭があったと記されている。 同じ頃、連なるように存…

白地城

西園寺家の荘園であった田井荘の荘司である、近藤京帝が館を構えたことに始まるという。 ただ、築城時期は、白地城の説明板が建武2年(1335)、田尾城の説明板では久安6年(1150)となっており、また、一説に鎌倉時代前期とするものもあって、非常に開きがある。…

徳島城

江戸時代に阿波と淡路の2ヶ国を領した、蜂須賀氏の居城。 徳島の建つ山には、南北朝時代の至徳2年(1385)に、管領細川頼之の築いた城があり、風光明媚な中国の渭水から名を取って渭津城や渭山城と呼ばれていた。また麓には、河川を防御の要とした寺島城があっ…

田尾城

田尾城南城館 南北朝時代初期の阿波奥部では、南朝方の小笠原義盛が大西城を本拠としていたが、その子か従兄弟といわれる頼清が、讃岐の脇屋義助と呼応して建武4年(1337)に築いたのが、田尾城の最初という。 この後、30年ほどは、小笠原氏が三好郡を中心とし…

勝瑞館

現地表記や国指定の史跡名では勝瑞城館であるが、一般的には細川時代から三好時代の居館として勝瑞館の名が知られており、そちらの名とした。 勝瑞館の築城時期は、諸説あってはっきりしないが、少なくとも14世紀後半には存在が確認できる。伝えられるところ…

勝瑞城

勝瑞城本丸北側の水堀 勝瑞城の築城時期は、以前は南の勝瑞館の築城と同じ頃と考えられていたが、発掘調査の結果、戦国時代末期の中富川の合戦直前に構築された可能性が高くなっているという。 勝瑞城の城主居館に当たる勝瑞館は、鎌倉時代の小笠原氏時代か…

川島城

川島城の築城は、戦国時代も末期に差し掛かる元亀3年(1572)のことで、三好長治と対立した三好家臣篠原長房の討伐の際に功を挙げた、川島惟忠によるという。 川島惟忠による築城というと、惟忠の名字である川島を築城時に城名にしたように感じられるが、討伐…

海部城

海部城本丸 鞆浦にあることから、別名鞆城とも呼ばれ、海部周辺に勢力を持っていた海部友光によって永禄年間(1558-70)の末期、もしくは元亀年間(1570-73)に築城されたが、築城以前にも鞆城や島城と呼ばれた城砦があったという。 海部氏の出自は不明だが、伝…

大西城 (池田大西城)

池田市街の中でも、北の川沿いは20mから30mほどの高地となっており、大西の丘と呼ばれている。その高さと背後の川を防御力の要として、大西城は存在していた。 大西城の築城は承久3年(1221)で、同年の承久の乱で功を挙げた小笠原長清が阿波守護となって入部…

牛岐城

阿波の国人である新開氏の居城。富岡城や浮亀城ともいう。 牛岐の地は、古くは牛牧とも書き、古代に私農場があったといわれ、戦国期には両方の字が併用されたようだ。また、一説には、前述の浮亀(ウキキ)から転じたともいう。 牛岐城の築城者には、新開氏と…

岩倉城 (阿波)

豊臣秀次の養父として有名な、三好笑岩こと康長の居城。 岩倉城の歴史は古く、鎌倉時代の阿波守護小笠原長房が、文永4年(1267)に平盛隆を討った功で三好郡と美馬郡を得た後、本拠として築いたのが最初という。ただ、発掘調査では、12世紀後半の遺物が出土し…

井上城 (阿波)

阿波にどのような足掛かりを持っていたかは不明だが、和泉半国守護であった上和泉守護家の細川常有が、宝徳2年(1450)かその翌年に築城した城で、築城当初は川田城と呼ばれていたという。 以後は、和泉屋形とも呼ばれ、上和泉守護細川家が領有していたが、当…

愛宕城 (宍喰南城)

別名を宍喰南城といい、宍喰の地名が入っているため、地元以外にはこちらの方が分かりやすいと思われる。ただ、史料に登場する宍喰の城は、この愛宕城を指すのか、それとも市街北西の鈴ヶ峰にあったという城砦を指すのかは、よく分かっていないようだ。 愛宕…

青木城 (阿波)

青木城は瀬詰城や喜来城とも呼ばれ、その築城は天文3年(1534)に市原兼継、もしくは同兼行によるという。この2つの説は、同一人物を指したものかもしれない。ちなみに、兼行は新開忠重の子とされている。 市原氏は、すぐ南西に位置する井上城の土肥氏とは、互…