Mottyの旅日記 Archive

Mottyが巡った場所の記憶と記録

都道府県別-千葉

国立歴史民俗博物館

佐倉城内の椎木郭に建つ国立歴史民俗博物館 佐倉城内にある国立の歴史民俗博物館で、昭和56年(1981)4月14日に設立されたが、一般公開は同58年(1983)3月からである。愛称は、歴博(れきはく)という。 日本には、美術系の国立博物館は明治時代から存在したが、…

国府台古戦場

国府台のすぐ西を流れる現在の江戸川は、戦国時代には渡良瀬川水系の太日川と呼ばれており、西隣の中川の流路を通っていた利根川が、武蔵と下総の国境であった。つまり国府台周辺は、国境に近い高台である上、太日川による防御線構築にも優れるという軍事的…

市川関所跡

慶長5年(1600)に関ヶ原の合戦が終わり、翌年に江戸幕府が成立すると、江戸を中心とした物理的インフラとしての街道や、支配体制のための制度などが構築されて行くのだが、その中枢である江戸の防衛を図るため、全国各地に通行の監視のために関所が整備された…

本佐倉城

戦国時代に実質的な惣領であった下総千葉氏の居城。 千葉氏は、坂東八平氏にも数えられた平安時代からの名族で、代々千葉荘を領し、当主は千葉介を称す有力豪族である。 しかし、再興後の鎌倉公方である足利成氏が、享徳3年12月(1455.1)に関東管領上杉憲忠を…

佐倉城

最初の佐倉城は、下総千葉氏の千葉親胤が、天文年間(1532-55)末期に下総千葉氏の祖である千葉輔胤の曾孫鹿島幹胤(神島胤重)に命じて城を築城させたことに始まる。ただし、親胤はまだ元服前の頃であり、実権を握っていた一門家臣の原胤清か、その子胤貞辺りが…

国府台城

江戸川左岸に張り出すように横たわる、国府台と呼ばれる丘陵地の突端部に築かれた平山城。別名を市川城といい、鴻之台や市河の字が当てられることもあるようだ。 城が最初に史料に登場するのは、享徳3年12月(1455.1)から始まる鎌倉公方足利成氏と上杉氏の対…

亥鼻城

千葉氏累代の居城で、地形的には台地上にあり、崖城に近い平山城。イノハナと読み、別名を千葉城ともいう。 桓武天皇の孫とも曾孫ともいわれる高望王が、臣籍降下によって平姓を賜り、その子孫は桓武平氏と呼ばれたが、千葉氏はその桓武平氏のひとつである。…