Mottyの旅日記 Archive

Mottyが巡った場所の記憶と記録

都道府県別-神奈川

岡崎城 (相模)

相模の岡崎城には、2つの時代があり、最初に城が登場したのは、平安時代から鎌倉時代にかけてである。 三浦半島に勢力を持った三浦義継の末子で、悪四郎と呼ばれた義実がこの岡崎に住み、その居館として築いたのが初期の城であったという。 義実は、地名を名…

王城山城

天王山城とも呼ばれる山城。 この城の来歴は全く判っておらず、「新編相模国風土記稿」に「高さ四丈城跡と伝ふ」とのみある。 相模湾沿いは、丘陵が海に張り出している場所が幾つもあり、この大磯付近もそのひとつだが、街道上の監視や警備のため、在地の勢…

石垣山城

天正18年(1590)に、秀吉が小田原征伐の際の陣城として築いた近世山城。築城の経緯から、石垣山一夜城などとも呼ぶ。 小田原征伐の発端は、北条氏による天正17年(1589)の名胡桃城の奪取である。この名胡桃城がある沼田地域は、上杉、武田、北条三氏の争奪地域…

新井城

荒井城とも書く三浦氏累代の居城。 三浦氏は、桓武天皇から分かれた桓武平氏で、その中でも、第三皇子葛原親王の子か孫である高望王の系統という。 この系統は、平清盛を輩出して平氏の主流となったが、三浦氏は、高望の長子である国香流の清盛とは違って庶…

乙女道路

乙女道路は、かつて静岡県御殿場市と神奈川県箱根町の間の、箱根の外輪山にある乙女峠に通されていた有料道路で、現在は国道138号線の一部となっている。昭和39年(1964)10月28日の開通で、全長は5.6km。 乙女峠には、古くから街道が通っていたが、箱根が今ほ…

芦ノ湖スカイライン

芦ノ湖スカイラインは、芦ノ湖の西から南西にかけて、箱根外輪山を南北に走る有料道路で、国道1号線に接続する箱根峠から湖尻峠までの本線と、湖尻峠から芦ノ湖畔の湖尻水門付近までの湖尻線がある。 全長は、本線が9.0km、江尻線が1.7kmの計10.7kmで、本線…

足柄城

足柄城本丸に建てられた城址碑と富士山 箱根北側の峠である足柄峠にある城。静岡県と神奈川県の県境に跨る城であるが、主郭部は静岡県側に造られている。 足柄峠は、かつては足柄坂と呼ばれ、平安時代には箱根の山塊を越える東海道の主街道だった。そのため…

道志みち

一般的に道志みちと言えば、山梨県の山中湖から神奈川県相模原市までを通る国道413号線の愛称として使われ、区間は、山中湖畔の旭日丘交差点から相模原市緑区の国道412号線との交点である青山交差点や、同じく重複区間の三ヶ木交差点、あるいは緑区橋本の国…