Mottyの旅日記 Archive

Mottyが巡った場所の記憶と記録

湯河原パークウェイ

 箱根と湯河原を結ぶ有料道路で、昭和39年(1964)4月12日に開通し、全長は5.7km。県道である椿ラインのバイパス的な要素が強い道路である。芦ノ湖スカイラインと同様、民間経営であることもあり、夜間は営業していない。

 この湯河原パークウェイは、当初は伊豆箱根鉄道の路線バス専用線として造られた観光道路で、開通の半年後に一般にも開放された。

 当初はバス道として開通したという性格から、短距離となるようにルートが選定されているため、非常に急峻な道となっているのだが、逆に言えば直線的でタイトなコーナーが少ないということでもあり、勾配の割に山道の圧迫感が少ない道だ。また、長さや幅のあるバスの運行の安全性を考えて道路の幅は広く、対向2車線+αの箇所も多く、走っていて安心感もある。

 実際に走る前に地図を見て、ある程度の勾配は予想していたが、全線に渡って想像以上の厳しい勾配だった。走ったのは下りだったが、上りの場合は箱根の外輪山に直登するような感覚になるのではないだろうか。

 ただ、これほどまでに急勾配が続く道も珍しく、単にバイクや車で走る道としてはそれほど面白味は無いものの、このジェットコースターのような走破感は一度体験しておいても損は無い。ただし、舗装が古い状態の箇所もあるので、その辺りは注意が必要である。

 

最終訪問日:2013/10/13

 

 

これぞ山岳道路という感じの、走破感のある道ですね。

下りは、視界の広がり方が凄かったです。

山道ですから、それなりにコーナーもあるんですが、直線番長的なトルクマシマシのマシンでぐいぐい上って行くと、かなり面白い道なんじゃないでしょうか。