温泉銭湯
瀬戸大橋のすぐ近くにある健康ランドで、平成2年(1990)12月のオープン。 オープン当初は、オープンの2年前に開通した瀬戸大橋を施設名の前に冠していたが、現在は、しおはまの湯という名前を冠している。 訪れた当時の屋内浴槽の設備は、バイブラバス、ジェ…
讃岐の奥座敷として知られる温泉。正確には、源泉が複数ある温泉郷ではあるが、すべてが冷鉱泉である。また、内場池のさらに奥にある奥の湯温泉も温泉郷に含む。 高松市から南へ、高松空港を越えて国道193号線を走っていくと、山間に温泉街が見えてくる。こ…
白地城跡に建てられた、かんぽの宿阿波池田保養センター内にある温泉だったが、平成18年(2006)3月をもってかんぽの宿は閉鎖となり、建物そのままで、同年12月から大歩危祖谷阿波温泉あわの抄という宿泊施設としてオープンした。ただし、大歩危祖谷阿波温泉と…
吉岡温泉の歴史は古く、発見は平安時代の応和2年(962)のことと伝わる。 伝承によれば、その頃、この辺りに住んでいた葦岡長者の娘の顔に、悪瘡が出来てしまった。そこで長者は、日頃から崇拝している薬師如来に平癒祈願をしたところ、薬師如来が田から湧き出…
日本最大級のラドン温泉を擁する温泉地。 三朝温泉の歴史は古く、開湯伝説としては、平安時代にまで遡る。 源義朝の家臣であった大久保左馬之祐が、長寛2年(1164)に三徳山三仏寺に参詣しようとした際、年老いた白狼に出会い、射掛けようとしたが、思いとどま…
鳥取駅周辺の温泉の総称で、源泉が複数あるため、正確には鳥取温泉郷と呼ぶべきなのだろう。具体的には、末広温泉町や永楽温泉町、吉方温泉町の一帯、そして駅の南側の温泉旅館も含まれ、これらを総称して鳥取温泉と呼ぶ。 鳥取県には温泉が多いのだが、特に…
東郷湖の南岸に位置する温泉。かつては、東郷川の東西で東郷温泉と松崎温泉という2つの温泉があったが、現在は東郷温泉として総称されている。このため、温泉郷と呼んだ方が正確なのだろう。 東郷温泉の歴史を辿ると、江戸時代の中頃には、東郷湖の湖底から…
弓ヶ浜半島の根本にあり、眼前の日本海と後背の大山という、風光明媚な風景を愉しめる温泉。 皆生の字は、温泉によって皆が生きるという意で付けられた文字であり、そもそもの地名は、海池と書いてカイケと読み、江戸時代初期に開拓された場所であった。 皆…
川を堰き止めた野趣あふれる尻焼き温泉 長笹沢川を堰き止めた巨大露天風呂が有名な温泉。 平家の落人に発見されたという伝説を持つ温泉で、開湯時期は不明だが、江戸時代には既に知られていたという。名前の由来は、漢字そのままで、川底から湧き出す温泉で…
草津温泉の象徴である湯畑を横から 日本三名泉のひとつ。 正確に言えば源泉が多数ある温泉郷で、そのほとんどを町で所有、管理しており、湯畑、白旗、西の河原、地蔵、煮川、万代鉱の6つの源泉が代表的である。これ以外に、個人や宿泊施設などが管理する源泉…
金井旅館全景 金井旅館という一軒宿の温泉で、ぬる湯で有名。 開湯がいつ頃だったのかというのは分からないが、「温泉薬師延喜書」に、湯前薬師堂が創建されたのが弘仁12年(821)とあるほか、建仁2年(1202)との説もあり、いずれにしても、相当古くから温泉と…
隣接する熱海温泉と同様、湯河原温泉も多くの源泉があり、湯河原温泉郷と呼んだ方が正しいのだろう。 広義的に捉えると、城山南麓の湯河原温泉を中心に、西北方向のやや奥まった場所にある奥湯河原温泉、浜手の浜湯河原温泉も含める。熱海市との境界となって…
宿泊でも日帰り入浴でも利用可能な健康ランド型の温浴施設で、開店は平成15年(2003)9月20日。この施設は万葉の湯・万葉倶楽部の5号店にあたる。 宿泊予約サイトには、はだの万葉倶楽部とあったのだが、はだの・湯河原温泉万葉の湯というのも併記されていた。…
駿河湾に面する海岸沿いに建つ健康ランド。平成14年(2002)4月21日にオープンした。 健康ランドではあるが、太古の地層から汲み上げた駿河太古の湯という温泉があり、露天風呂には源泉そのまま、黄鉄風呂や炭酸風呂には成分を加えて供給している。 このほか、…
伊豆半島かの東側から伊豆大島にかけては、非常に活発な火山活動があった場所だが、伊東周辺にはその恩恵として、いくつもの源泉が存在する。このため、一般には伊東温泉と呼ばれてはいるが、伊東温泉郷と呼ぶのがより正確だろう。 伊東温泉の源泉数や湧出量…
城下町として有名な、旧松代町周辺に湧出する温泉。複数の泉質の違う源泉があるため、松代温泉郷と呼ぶ方が正しいのかもしれない。 松代温泉は、かつては加賀井温泉とも呼ばれ、日蓮上人が島流しの前後に2回入浴したという。この島流しは、文永8年(1271)の佐…
木曽谷周辺には、木曽山脈の造山運動の影響からか、いくつもの小さな温泉があるが、この代山温泉もそのひとつで、木曽福島駅の南東側の国道に向かう坂の途中にある木曽宿という1軒宿の温泉。代山はシロヤマと読む。 泉質は、含二酸化炭素-ナトリウム・カルシ…
信州最長寿の温泉宿ともいわれる、佐久ホテルの温泉。正確な源泉名としては、旭湯のみであるが、一般的な名称として使われている旭湯温泉とした。 佐久ホテルの前身となる宿が開業したのは、室町時代の正長元年(1428)で、望月城主望月河内守が、宿泊と食事の…
南魚沼市にある一軒宿の温泉。イカザワと読む。 昭和51年(1976)に発見されたという比較的新しい温泉で、消雪用の井戸を掘っていた時に、僅か60cm足らずの深さで湯脈に当たり、翌々年から温泉としい開湯したという。以後、掛け流しの温泉として、スキー客など…
赤倉温泉は、江戸時代の文化13年(1816)に、高田藩の藩営事業として開かれた。一本木新田にあったことから、当初は一本木温泉と呼ばれていたという。 赤倉温泉開湯の嚆矢は、開湯の2年前に、地元の庄屋が妙高山の北地獄谷の温泉を麓に引いて湯治場を作りたい…
氷見市内には温泉が散在しており、それらを総称して氷見温泉と呼ぶのだが、複数の源泉があることから、氷見温泉郷と呼ぶのが正確だろうか。ただし、単純に氷見温泉と呼んだり、市内でも個別に別の名で呼んでいる温泉を含める場合もあるようで、呼び方は一定…
氷見駅前すぐのところにあるスーパー銭湯。 平成13年(2001)8月7日に開店したそうで、訪れた時は開店から1ヶ月しか経っておらず、建物内の施設が真新しくて気持ちよかった。 この有磯の湯では、光明石温泉というのが目玉である。 光明石というのは、岡山県の…
金沢にはいくつか温泉があるため、金沢の後にその地名を続けて温泉名としており、金沢松島温泉もそのひとつなのだが、温浴施設としてはひとつしかなく、実質的にはテルメ金沢のことで、こちらの方が一般的に名前が通っていると思われる。また、源泉名として…
中国的な雰囲気を持たせた健康ランドで、外観は、九龍城が存在した頃の香港のような雰囲気があった。平成28年(2016)8月31日をもって閉館している。 健康ランドの建物は、2階建て程度の横長の建物に大きな看板と目立つネオンという一定のフォーマットがあった…
日本三名泉のひとつ。開湯は、飛騨編年史要に延喜年間(901-23)、飛州志に天暦年間(947-57)とあるが、いずれも平安時代のことで、湯ヶ峰の山頂近くでの湧出が発見されたという。 最初の源泉があった湯ヶ峰は、小規模な火山で、約10~12万年前に溶岩ドームを形…
飛騨一之宮の天然記念物、臥龍桜から名を取った温泉。高山市街から5kmほど南に離れているが、高山市内というこもあり、高山温泉郷の中に含められることもある。 詳細は不明なのだが、施設自体は、かつては臥龍温泉ひまわりとして営業していたようで、平成23…
揖斐川と木曽川に挟まれた輪中である長島の最も海に近い部分にあり、遊園地やプールも併設されている日本最大級のスパリゾートとして、中京地区を中心によく知られている温泉。 長島温泉自体の歴史としては、天然ガスの試掘中に湧出したのが最初で、昭和38年…
入り組んだ海岸線が多い紀伊半島の中で、新宮市から熊野市にかけては、例外的になだらかな七里御浜という海岸線が続いているが、その七里御浜の海岸線の北端から、やや山側に入ったところにある温泉。 以前は、「かんぽの宿 熊野」という簡易保険の加入者を…
敦賀市内にある、昔ながらの銭湯。公式な情報として確認したものではないが、明治38年(1905)の創業らしいので、かなりの歴史がある銭湯ということになる。 敦賀市内の中心部、国道8号線と笙の川の間に、敦賀港に向かって南北に走る比較的大きな道路があるが…
なごみの里山都の左奥の八角屋根が温浴施設 多可町の旧八千代町区域の山都地区にある、なごみの里山都という施設に併設されていた鉱泉による温浴施設。現在は利用休止となっている。 利用したのは、平成21年(2009)から同26年(2014)までの間の数回で、少なく…