Mottyの旅日記 Archive

Mottyが巡った場所の記憶と記録

臥龍温泉

 飛騨一之宮の天然記念物、臥龍桜から名を取った温泉。高山市街から5kmほど南に離れているが、高山市内というこもあり、高山温泉郷の中に含められることもある。

 詳細は不明なのだが、施設自体は、かつては臥龍温泉ひまわりとして営業していたようで、平成23年(2011)7月20日に閉館し、経営母体が変わって同年10月28日に再オープンしたらしい。つまり、臥龍温泉としては、もっと古くから存在していたということになるのだが、いつ頃に開湯されたかは分からなかった。現在は、臥龍の郷という名前で営業されている。

 泉質はアルカリ性の単純硫黄泉で、公式ホームページによれば、位山山脈より湧き出る鉱泉が源泉とあることから、冷鉱泉を加温して供給しているのだろう。

 浴室は、臥龍桜が大きく描かれた雪見の湯、花見の湯という大きな浴槽が内湯にあり、サウナもあるが、全体としては視界が広く、シンプルな構成である。露天風呂は、恐らく加温された源泉の掛け流しで、硫黄の臭いが漂っており、岩風呂と陶器の風呂があった。露天風呂は、男女の湯で檜風呂と陶器風呂が違っているようだ。

 自分は宿泊で利用したが、脱衣場も広さがあり、休憩室も充実しているようで、バラエティ豊富とはいかないが、温泉施設としてはかなり良かった。また、ロビーの雰囲気も良く、レストランも落ち着いた感じで、ゆったりと滞在できるのも良い。

 川沿いの山間にあり、露天風呂の湯温も丁度良かったため、春の山の冷気を感じながら露天風呂にゆっくりと入ることができ、満足感の高い温泉だった。

 

最終訪問日:2017/5/20

 

 

高山温泉からは少し離れているせいもあって、高山温泉とは違って川沿いの静かな温泉という感じですね。

国道沿いでアクセスも良く、いい温泉でした。