Mottyの旅日記 Archive

Mottyが巡った場所の記憶と記録

つばきの湯

 水口にある人口温泉を備えたスーパー銭湯で、つばきの湯というのが通称ではあるが、水口温泉とも名乗っている。開店は平成24年(2012)4月21日。

 浴室設備は、一般的なスーパー銭湯と変わらず、内湯には白湯とジェットバス、電気風呂があり、サウナも乾湿の2ヶ所を備えている。やや特徴的なのは露天風呂で、美肌効果があるというナノマイクロバブル風呂と人口温泉の長寿の湯があり、入浴する人も、自然に露天へと足が向かう人が多かったようだ。その他では、信楽に近いことから、信楽焼の壺湯などもあり、この辺りは地域を意識したものと思えるのだが、壷湯も比較的一般的ではあるので、全体的に見れば、地域らしさが出ていると言えるような雰囲気は少ないだろうか。

 泉質自体は、人口温泉らしくあっさりとしたもので、温泉的な浴感は感じられなかったが、個人的にはナノマイクロバブルが滑らかな質感で、まったりと湯につかることができてかなり良かった。

 最近のスーパー銭湯らしく、浴室設備の他に食事処やリラックスエリア、理髪店など施設が充実しており、家族で半日ゆっくりとできそうな設備が揃っている。国道1号線や国道307号線という幹線からも近く、旅行の途中でちょっと立ち寄るという利用にもちょうど良い立地だ。

 オープンしたから行こうと意識したわけではなく、たまたまちょうどいい時間に一番近くにあったスーパー銭湯ということで訪れたのだが、オープンしてから1ヶ月半の頃で、店内はまだまだ真新しく、ラッキーだった。開店してから日が浅く、しかも日曜の人の多い時間帯というのもあって、店内はかなりのお客さんで混み合っていたが、浴室内はそこまで人が多くなく、思ったよりはゆっくりとつかることができた。風呂上りに休憩スペースでゆっくりしている人が多かったのかもしれない。ただ、特徴のある浴槽が露天に集中しているということもあって、露天風呂にどうしても人が多くなりがちで、その辺りは頭に入れてから行った方が良さそうなスーパー銭湯だ。

 

最終訪問日:2012/6/3

 

 

信楽に行った帰りにぶらりと立ち寄ったスーパー銭湯でしたが、なかなか良かったですね。

ツーリングで水口周辺に行った際には、もう1度寄りたいなと思わせる良い湯でした。