Mottyの旅日記 Archive

Mottyが巡った場所の記憶と記録

多満津の里

 兵庫県を南北に走る国道175号線から、明石川沿いの北岸すぐのところにあり、南から国道を走って行けば右手に大きく見えて場所が分かりやすかったスーパー銭湯。平成9年(1997)4月にオープンし、令和元年(2019)5月31日をもって閉店した。

 スーパー銭湯ではあるが、露天風呂だけは、グループの柚耶の里と同じ名谷玉子温泉から運んできており、それが画期的で、当初は他のスーパー銭湯とは差別化されていたように思う。

 建物の内部は、同グループである柚耶の里の改装前とほぼ同じで、ロビーに軽食があり、浴室は2階構造となっていた。浴槽の種類は、ジェットバスやサウナなど一般的なスーパー銭湯に設置されている装備を取り揃えていたが、柚耶の里と比べると、こちらは全体的にやや小さめだったようだ。

 また、追加料金を払うと行けるロイヤルコーナーが上階にあったのだが、当初は通常料金では露天風呂に入ることができなかったため、必然的にロイヤルコーナーを選ぶことが多く、輸送された温泉ということもあって、やや割高感があったかと思われる。ただ、後には銭湯料金で入れる部分が拡張されたため、一転して設備の割にお得感のある温浴施設になった。

 オープン当初には、周辺にスーパー銭湯や温泉がほとんど無く、また、営業時間が掃除の時間以外はいつでも入場可能であったため、深夜によく行っており、個人的には、本格的にスーパー銭湯巡りを始めた店舗と言えるのかもしれない。老朽化によって閉店してしまったが、湯上りに飲んだコーヒーフロートの美味しさは今でも記憶に残っている。

 

最終訪問日:2007/5/12

 

 

もう閉店してしまって跡形も無いんですが、今でも明石川沿いに赤々と映えていた「ゆ」の文字の記憶は鮮明ですね。

行き始めた頃は設備も新しく、近い設備の健康ランドの価格感を考えると、それこそ驚きの安さでした。

何かあるとすぐに、「風呂行っとく?」と誘い合って行ってましたね。

懐かしいです。