Mottyの旅日記 Archive

Mottyが巡った場所の記憶と記録

龍の湯

 平成15年(2003)3月30日にオープンしたスーパー銭湯型温泉で、当初は単なるスーパー銭湯であったが、同19年(2007)3月からは掘り当てた温泉を露天風呂に導入している。明石海峡と淡路島、そして明石海峡大橋が見渡せるというのが最大の特徴。

 内湯は泡風呂、電気風呂、寝湯があるだけで、それほど種類は多くなく、サウナも大きめのタワーサウナが1種類あるだけだが、ここでのメインは露天風呂だろう。露天風呂は、展望岩風呂以外の風呂からは部分的に見えるのみという制限はあるものの、少し高くなっている展望岩風呂からは、明石海峡大橋の眺めが非常に良い。また、この展望岩風呂のほかに檜風呂、石釜風呂、岩風呂と種類が多いので、ゆっくりと露天風呂を味わえる。

 もともとは単なるスーパー銭湯で、ここに来るのが目的というよりは、大蔵海岸に遊びや買い物で来たついでに入っていくというパターンの利用が割と多かったように思われるが、温泉が導入されたことにより、手軽に温泉が楽しめる場所として、温泉目的で訪れる人も多くなったようだ。

 源泉の名前は、施設の名前そのままの龍の湯で、泉質は、含鉄のナトリウム・カルシウム・マグネシウム-塩化物泉である。神戸市北区の有馬温泉大沢温泉ほど濃い鉄分ではないが、しっかりと赤茶色の色をしており、湯を舐めると塩化物泉のやや苦い塩辛さと若干の鉄臭さがあった。

 他のスーパー銭湯型の温泉と比べて違うところは、休憩スペースが広いところだろうか。1階はスーパー銭湯の例に漏れず食事処となっているが、2階がすべて休憩できるスペースとなっており、個別にテレビが付いているリクライニングソファや漫画が揃えられていて、思わず長時間居座ってしまう。比較的安い料金で有馬温泉の金泉に近い湯が楽しめる上、長時間ぐうたらもできるので、個人的にはかなりお気に入りだ。また、毎年元日早朝から営業しており、ご来光の拝める温泉としても人気である。

 

最終訪問日:2023/4/16

 

 

訪れる機会の多い温泉ですが、最近はいつ行っても繁盛してて人が多いですね。

何年か前まではご来光を拝める温泉として重宝してましたが、いつの間にやらご来光入浴が知られてしまって、混雑で温泉に入れず裸でご来光を拝む事態に発展した為、残念ながらご来光は諦めました。

ただ、身近でぶらりと立ち寄れる温泉として重宝してます。