Mottyの旅日記 Archive

Mottyが巡った場所の記憶と記録

史跡-誕生地/旧宅/住居跡

山村代官屋敷

江戸時代に、木曽福島にあった関所の関守兼木曾谷の代官だった山村氏の下屋敷の一部。 江戸時代以前の山村氏は、源義仲の子孫という伝承を持つ木曾氏の家臣であった。木曾氏は、義康の時に武田信玄と争うが、やがて信玄に降伏して木曾谷を安堵され、子の義昌…

三井家発祥地

呉服屋を興して江戸時代に豪商となり、明治時代には三井財閥を築いた三井家の発祥地。 商家である三井家は、他の江戸時代の多くの商家と同様に武家の出自で、そもそもの本貫の地というのは、この伊勢ではなく近江であったとされ、藤原道長の六男長家の流れで…

柳田国男生家

柳田国男生家 日本で民俗学という学問の確立に力を尽くし、民俗学の父とも称される柳田国男の生家。 柳田国男は、当時の神東郡辻川村、今の福崎町で明治8年(1875)7月31日に、この住宅で松岡操の六男として生まれた。父は姫路で儒者や医者、後には漢学の先生…

甲賀流忍術屋敷

甲賀流忍術屋敷 俗に言う甲賀忍者であった、甲賀五十三家の筆頭格望月出雲守の邸宅として、元禄年間(1688-1704)に建てられた建物。忍者の住居としては、日本で現存する唯一の屋敷という。ちなみに、甲賀流という流派は無く、甲賀地方に伝わる忍術全体を指し…

旧西川家住宅

江戸時代中期に建てられた豪商の店舗兼住居で、重要文化財に指定されている典型的な近江商家。内部には江戸期の商人が使用した道具などが展示され、商家の資料館のようになっていた。入場料は、単館で見学もできるが、市立資料館やかわらミュージアムとの共…

石田三成出生地

石田三成の像と出生地の碑 慶長5年(1600)の関ヶ原の合戦で、事実上の西軍の総大将だった石田三成の出生地。石田正継の三男として生まれたが、誕生日は詳しく伝わっておらず、永禄3年(1560)とだけわかっている。 出自である石田氏は近江の豪族で、地理的関係…

桂小五郎居住跡

たくさんの碑が残る居住跡 黒船来航によって、国内で議論が百出した江戸時代の幕末では、知識階級を中心に尊皇攘夷思想が高まって行った。その先導的な役割を担ったのは、思想的には水戸藩であり、実際的には長州藩である。しかし、京都での長州藩の振る舞い…