Mottyの旅日記 Archive

Mottyが巡った場所の記憶と記録

白雲谷温泉

白雲谷温泉のエントランス

 温浴施設の正式な名前は、白雲谷温泉ゆぴかといい、2004年3月18日にオープンしたスーパー銭湯型温泉。2008年5月1日には岩盤浴も増設されている。

 前から白雲谷温泉には、隠れた温泉として知られていた温泉スタンドがあり、自分もバイクで前を通る度に1回持って帰って試そうと思っていたが、試す機会もなく月日は流れ、忘れかけていた頃に温泉施設が建ったということを知った。

 ここの温泉の特徴的なところは、露天風呂の視界が広いことと、露天風呂と別に独立したテラスがあることで、特に視界は市街地では味わえないゆったりとした空間が露天風呂から広がっていて心地いい。そのほか、障害者の方が付き添いの人と入れるように設計された福祉風呂もあり、湧出量が1日260トンと豊富なことから、かつての温泉スタンドも平日のみながら稼動している。また、休憩する場所は広く、児童コーナーというのもあって、家族連れでもかなりゆっくりとできるのではないだろうか。

 地下1300mから汲み上げられた温泉は、カルシウム・ナトリウム-塩化物泉の低温泉で、ミネラルを豊富に含み、溶解している物質が1kg中10.2gと、温泉基準の10倍以上もある。ただ、そのままの濃度だと人体に影響の出る可能性がある為、浴槽の普通の湯は薄められており、そのかわり浴室には源泉風呂という源泉そのままを味わえるところが別に造られていた。ただし、この源泉風呂はいつも混雑していて、しばらく待たないと入れないことが多い。また、浴室にも人数制限があって、休日などは特に女風呂で10分から20分の時間待ちが発生していることが多いようだ。

 施設には森の湯と水辺の湯という2種類があり、男湯と女湯で1週間交代の入れ替わりとなっている。森の湯の露天風呂は広く、水辺の湯の景色は綺麗で、どちらも捨てがたいが、水辺の湯のライトアップされた夜景は幻想的な雰囲気があって、特に抜群だった。2021年末にリニューアルオープンしているそうなので、機会があればまた訪れたい。

 

最終訪問日:2009/1/18

 

 

温泉成分が濃いためか、風呂上りに特に温泉に入った感を味わえます。

細かい所では、洗い場に仕切りが付いているので隣の人を気にせず洗えて、良かったですね。

リニューアル後はまだ行けてないので、どうなったか楽しみ!