Mottyの旅日記 Archive

Mottyが巡った場所の記憶と記録

金沢松島温泉 (テルメ金沢)

 金沢にはいくつか温泉があるため、金沢の後にその地名を続けて温泉名としており、金沢松島温泉もそのひとつなのだが、温浴施設としてはひとつしかなく、実質的にはテルメ金沢のことで、こちらの方が一般的に名前が通っていると思われる。また、源泉名としては、松島温泉白糸の湯とあった。

 テルメ金沢は、典型的な宿泊型の健康ランドで、休憩室やマッサージ室、カラオケ宴会場などを備えた総合温浴施設と言え、施設側ではリラックスパークという名を冠している。また、野球場や競技場が揃った緑地公園の至近ということで、雑魚寝が可能なドミトリーも別館として用意されており、こちらは合宿に最適だ。

 浴室は、健康ランドらしく視界が開けており、源泉の浴槽から炭酸泉、寝湯、薬湯、打たせ湯、水風呂など、スーパー銭湯の基本的な種類が揃えられていた。露天風呂には、源泉の浴槽や壺湯があるが、こちらは他と比べてやや規模が小さいかもしれない。特徴的なのは、浴槽から溢れ出る温泉で、豊富な湯量を贅沢に使っている印象だった。

 温泉の泉質は、ナトリウム-塩化物泉で、湧出温度は53.3℃と高く、湧出量はの毎分404Lもあるというから、相当な湧出量である。色は、やや黄褐色をしており、臭いは無いが、舐めると、当然ながら塩化物泉らしく塩辛い。浴感はあっさりした感じだったが、黄褐色の湯は、目で見て温泉気分が味わえる。

 訪れた時は、車も駐輪場所も駐車場が満車で、日曜というのもあったのだが、その盛況さに驚いた。交通の便が良い立地というのもあるのだろう。人が多かったため、落ち着いた雰囲気は無かったが、温泉を含め、色々と遊べる施設である。

 

最終訪問日:2018/5/28

 

 

健康ランド型の温泉ですが、苦戦している健康ランド型の施設で、これだけイキが良い所はなかなか無いんじゃないでしょうか。

勢いにちょっと圧倒されそうになりました。

温泉も湯量が豊富で、贅沢でしたね。