Mottyの旅日記 Archive

Mottyが巡った場所の記憶と記録

山都の湯

なごみの里山都の左奥の八角屋根が温浴施設

 多可町の旧八千代町区域の山都地区にある、なごみの里山都という施設に併設されていた鉱泉による温浴施設。現在は利用休止となっている。

 利用したのは、平成21年(2009)から同26年(2014)までの間の数回で、少なくともこの期間は稼働していた。オープンした時期は、調べてもはっきりとは判らなかったが、なごみの里山都が同15年(2003)に開設されたようなので、同時期に整備されたのではないかと推測される。

 内部は、今どきの温浴施設としては非常にシンプルな構造で、ジェットバスを兼ねる7~8人用の内湯の浴槽があり、それ以外には数人用の露天風呂があるのみだったのだが、利用した際はすでに露天風呂が利用停止となっていたため、大きめの内湯があるのみという状況だった。ただ、入浴料金は500円と安かったため、値段相応の満足感はあったように記憶している。また、受付が16:30、閉店が17:00とかなり早く、利用できる時と間に合わない時があった。

 施設を利用していたのは、もちろん地元の方が多かったが、なごみの里山都に隣接する「ひゅってやまと」というロッジを利用者や、同じく隣接する「ブルーメンやまと」という滞在型農業体験施設の利用者も多かったようだ。

 自分は、ロッジへ泊った際にこの温浴施設を利用していたが、久々にホームページを確認すると存在が消えていた。閉鎖となった時期は不明だが、少なくとも2022年には使用できなくなっていたようだ。広くはないが、のどかな施設だっただけに、少し残念である。

 

最終訪問日:2014/12/13

 

 

おじいちゃんが孫を連れて来ていたりして、のどかな温浴施設でしたね。

なごみの里山都の受付背後には、オープン当初の案内表示があり、そこには鉱泉を使った温浴施設の表示が痕跡としてまだ残っていました。