Mottyの旅日記 Archive

Mottyが巡った場所の記憶と記録

はだの・湯河原温泉万葉の湯

 宿泊でも日帰り入浴でも利用可能な健康ランド型の温浴施設で、開店は平成15年(2003)9月20日。この施設は万葉の湯・万葉倶楽部の5号店にあたる。

 宿泊予約サイトには、はだの万葉倶楽部とあったのだが、はだの・湯河原温泉万葉の湯というのも併記されていた。少しややこしいが、宿泊施設としてははだの万葉倶楽部で、入浴施設としてははだの・湯河原温泉万葉の湯という風になっているのだろう。

 万葉の湯は、各地の温泉から毎日温泉を輸送するというシステムを採っており、この施設も万葉の湯という名前が冠されているように、湯河原温泉の地下800mより湧出する温泉を運び込み、加水、加温、塩素消毒を施した上で使っているのだが、その源泉名が万葉の湯というようだ。

 泉質は、弱アルカリ性のナトリウム・カルシウム-塩化物・硫酸塩泉で、多くの源泉それぞれに泉質が違う湯河原温泉では、比較的一般的な泉質である。

 施設全体としては、食事処あり、ゲームコーナーあり、シアタールームありと、往年の健康ランドを彷彿とさせる施設が揃っているが、浴室設備自体は、かつての健康ランドのような多彩さは無く、内湯、岩風呂と檜風呂の露天風呂2種、ミストサウナ、水風呂といった、一般のスーパー銭湯と同様の施設となっている。ただ、タオルや歯ブラシセットなどは、健康ランドと同様に使いたい放題で、手ぶらで何かを買うことも無く、健康ランドのような気軽さで風呂に入れるのは、旅行者にとっては非常に楽で良かった。

 

最終訪問日:2013/10/13

 

 

宿泊の設備には、普通の部屋からカプセル型の簡易なものまであったんですが、普通の客室は満室でした。

荷物などから判断するに、ヤビツ峠に近いため、峠へアタックする自転車や丹沢山系へ登る登山者にもよく使われているみたいですね。

かく言う自分もそのひとりだったんですが、とても便利な位置にある施設です。