Mottyの旅日記 Archive

Mottyが巡った場所の記憶と記録

みき槙山温泉

 グリーンピア三木内に湧出していた温泉で、平成12年(2000)12月にオープンし、地名からみき槙山温泉と名付けられていた。同27年(2015)12月13日にグリーンピア三木の営業が終了となったため、温泉も閉鎖されたが、その敷地を受け継いでいるネスタリゾート神戸では、案内を見る限りでは、延羽の湯閑雅山荘と同じ源泉名なので、掘り直したと見られる。

 グリーンピア三木の入口から右手の道をしばらく行き、小さな池があるところで左に折れるとホテルの受付があったが、その受付を素通りしてその奥に進むと、ホテルの大浴場として整備された温泉があった。その浴場自体の名前は森の湯といい、源泉名がみき槙山温泉である。

 浴室内部は、泡風呂もある大きな湯船とサウナがあり、露天風呂に檜風呂と樽風呂があるだけだったが、他のスーパー銭湯系温泉に比べると、いろいろな施設が無い分、すっきりとした感じがあって、妙に落ち着く雰囲気だった印象が強い。グリーンピア三木の宿泊客も利用する為、時間によっては混雑していたのだが、シンプルな為か、市街からやや離れている為か、他の温泉に比べれば比較的ゆっくりと入ることができる温泉だった。

 泉質は、弱アルカリ性のナトリウム・カルシウム-塩化物泉の高温泉で、無色透明の湯である。舐めると塩化物泉特有の塩辛さがあって、なかなか良い感じだった。もし、ネスタリゾート神戸に止まることがあれば、この古くなった森の湯の記憶と新しい設備を、比較したいと思う。

 

最終訪問日:2005/5/4

 

 

年金絡みで悪名高き名前となってしまったグリーンピアですが、数ある中でもグリーンピア三木は比較的健全経営で、他が閉鎖される中、兵庫県に譲渡されてからも粛々と営業を続けていました。

都市部からそれほど遠くない立地と、山陽道の開通でインターチェンジからすぐのアクセスになったのが良かったんでしょうね。

今はどうなっているのか、ネスタリゾート神戸のホテルは外湯をやっていないので、泊まらないと分からないんですが、泊まるのは高いんよな~