Mottyの旅日記 Archive

Mottyが巡った場所の記憶と記録

名谷玉子温泉

 スーパー銭湯型温泉の柚耶の里で使われている温泉。施設では、柚耶の里が立地する、神戸市垂水区名谷湯屋谷に古くから湧出していたという名谷玉子温泉の冷鉱泉を加温してお湯にしている。

 柚耶の里のオープンは、阪神淡路大震災直後の平成7年(1995)3月で、スーパー銭湯や地下深くからの掘削型温泉のブームが来る以前からあり、健康ランドよりも気軽に寄れる所として割合地元でも有名だった。スーパー銭湯型温泉施設のハシリ的存在と言えるだろう。

 内部は、通常料金で入れるところには、電気風呂、泡風呂など今では普通の設備となった風呂があり、露天風呂には2種類の湯船と釜風呂という低温ミストサウナがあった。追加料金で入れるところにも、ソルティーサウナなどいくつかの施設があり、温泉もこちらだけにある。ただ、泉質はナトリウム-塩化物泉とあるが、加熱循環の温である為か舐めても塩味は感じられず、温泉に浸かったという感覚がイマイチ得られなかった。追加料金を払ってもそれほど高くは感じないが、このことを考えると、料金的には普通料金のほうが断然リーズナブルに感じられるだろうか。

 通常料金ではただのスーパー銭湯になってしまうが、銭湯料金と同じく割安で、しかも2003年にリニューアルしてから格段にグレードアップした為、この設備の豪華さから言えば料金はかなり安い。また、掃除の時間以外、ほとんど24時間営業しているのも貴重だ。

 

最終訪問日:2006/9/10

 

 

2000年代にスーパー銭湯ブームが来るまでは、色々な湯船が楽しめる貴重な温泉としてよく利用していました。

いつでもお客さんがいっぱいでしたね。

ほんとコストパフォーマンスが抜群な温泉です!