Mottyの旅日記 Archive

Mottyが巡った場所の記憶と記録

史実と伝説の美保関資料館

 美保関に関する資料を集めた資料館。一般には美保関資料館と呼ばれることが多いが、正式には、史実と伝説の美保関資料館という。美保神社の二ノ鳥居から仏谷寺まで続く青石畳通りにある。入場料は無料。

 正確な開館時期については分からなかったが、美保関町時代の美保関町商工会の資料によると、平成12年(2000)頃の青石畳通りの整備に伴って開設されたようだ。

 資料館の建物は、貞享3年(1686)にこの美保関で酒造業を創業した中浦食品株式会社の倉庫跡を活用し、美保関の庄屋を務めていた鷦鷯(ササキ)家に伝わる品々や、美保関の伝統行事、生活文化に関する展示をしている。

 鷦鷯家の鷦鷯という字は、現代ではミソサザイと読む。字を見ると解るように、鳥の名前であり、日本に生息する鳥の中でも最少の鳥のひとつである。この小鳥は、人間とは関わりが深く、記紀神話にも登場する鳥であり、古くはササキと呼ばれていた。鷦鷯を古名のササキと読むところに、神話の国である出雲と美保関の歴史の深さが感じられるだろうか。

 資料館は、美保神社と仏谷寺のほぼ中間にあり、美保関や青石畳通りのガイダンス施設としてちょうど良い。資料館に入ると、殷賑を極めた頃の美保関の様子や、当時の商業、生活、文化がどのようなものであったかが展示され、解りやすかった。やや変わったところでは、二千両箱なるものも展示されており、当時の商家としての鷦鷯家の勢いが知れる。

 

最終訪問日:2022/5/22

 

 

鷦鷯家の所蔵品が中心ということで、館には鷦鷯の表札が掲げられていたんですが、入るまでは館の名前なのかな程度に思っていました。

旅館の○○の間みたいな、特に意味の無い良き名前程度のものかと。

しかも初見では読めず笑

中の展示を見るまでは、まさか名字とは思いませんでしたね。