Mottyの旅日記 Archive

Mottyが巡った場所の記憶と記録

にしわき経緯度地球科学館

テラ・ドーム入口

 この科学館の通称はテラ・ドームで、地球を意味するテラという言葉が名前に付けられているように、地球や宇宙の自然科学に関するもの、つまり気象や天文についての展示をしている科学館である。平成5年(1993)6月の開館。

 西脇市には、日本標準時である東経135度の子午線と、日本のほぼ中央を通るとされる北緯35度の交点があり、日本の真ん中という意味で日本のへそと称している。このことから、昭和58年(1983)、その経線と緯線の交点に日本へそ公園が造られた。この公園内には、西脇出身の横尾忠則の作品を中心に展示する岡之美術館が建てられており、公園内施設の拡充として新たに開設されたのが、このにしわき経緯度地球科学館である。

テラ・ドーム前景

 資料館内の展示は、直径6mの小型のプラネタリウムを中心にした宇宙に関する展示と、地球上の気象などの自然現象に関する展示や体験が中心で、自然科学の入門としてちょうど良さそうだ。また、口径81cmの反射望遠鏡も設置されており、休日には観測会なども開かれている。この望遠鏡は、昼の時間でも公開されており、実物を見ることで、望遠鏡の予想以上の大きさを実感できるだろう。

 日本へそ公園へ寄ったついでに訪れたのは阪神淡路大震災の2日前で、その時は閉館まであまり時間が無く、バタバタしながら見学したが、科学館には地震に関する展示もあり、その偶然には後で驚いた。あれから展示内容もかなり変わっていると思われるので、またのんびりと訪れたい科学館である。

 

最終訪問日:1995/1/15

 

 

訪れたのは、大雪が降った数日後で、もう西脇の辺りに雪は無かったですが、寒かったのを覚えています。

その後も、日本のへそ公園には、何度か流星群なんかを見に行ったこともあるんですが、意外と開館している時間に行かないんですよね。