Mottyの旅日記 Archive

Mottyが巡った場所の記憶と記録

八ヶ岳高原ライン

 八ヶ岳に沿うように、その南東麓を通り抜ける観光道路。その誕生の経緯から、八ヶ岳高原道路や八ヶ岳横断道、八ヶ岳公園道路とも呼ばれる。

 当初は、中央道の小淵沢I.C.から八ヶ岳方面への観光有料道路八ヶ岳横断有料道路として、山梨県企業局によって整備され、昭和51年(1976)10月9日に開通した。その後、山梨県道路公社発足に伴って管轄が移され、25年の料金徴収期間を終えた平成13年(2001)10月9日に無料開放されている。

 この有料道路は、小淵沢I.C.付近から長坂町までの全長約5kmの道路であったが、後に前後を併せ、現在の八ヶ岳高原ラインという愛称が山梨県によって名付けられた。これにより、全長は約22kmとなっている。ただし、山梨県が名付けた愛称ということで、正式には長野県側の短い区間が含まれず、全長はやや短くなるようだ。

 国道141号線との接続点である清里地区、国道20号線との接続点である蔦木地区、そして中央道の小淵沢I.C.から、八ヶ岳方向へアクセスする道路となっており、八ヶ岳の南麓から東南麓にかけて広がる八ヶ岳山梨県部分の観光の大動脈である。沿線沿いには、宿泊施設、牧場、ゴルフ場、スキー場、公園、美術館など、観光施設が非常に充実しており、観光道路らしい景観が続く。

 訪れた時は、5月半ばに差し掛かろうという時期だったが、冷涼な空気が心地よく、また、桜も僅かばかり残っていて、桜が舞い散る中を走るのは非常に心地よかった。夏は陽光の深緑の風景が、冬は雪に沈む真っ白な景色が広がるであろうことは容易に想像でき、季節ごとの違った顔を味わってみたくなる道である。

 

最終訪問日:2019/5/11

 

 

小渕沢I.C.を出た後、ガソリンスタンドを探して南西の国道20号線方向に走ったため、結果的に全線完走することになりました。

結局、小渕沢I.C.の北東側にガソリンスタンドはあったんですが笑

後半には怒涛のヘアピンカーブが続く道で、走り応えもありました。