富士五湖のうち、西湖と河口湖の北側湖岸を辿る道路で、正式名称は、山梨県道21号河口湖精進線という。
始点は、河口湖大橋近くの富士河口湖町河口の国道137号線との交差点で、河口湖、西湖の北岸を経て、同じく富士河口湖町青木ヶ原の国道139号線との交差点である終点までの16.7kmを結ぶ。昭和62年(1987)に命名された。
前述のように、僅か16.7kmの道ではあるが、河口湖周辺と西湖周辺では景色が全く違い、始点の河口湖東側周辺では、美術館などが多く点在しているため、穏やかな高原避暑地という雰囲気が漂っているが、河口湖の西側では、自然の中を通り抜ける道という印象となり、西湖周辺では、奥深い自然の情景が広がっている。
道路の車線は、所々1.5車線にはなるが、ほとんどが2車線で、湖岸に沿ったRのきついコーナーでも安心して走ることが可能だ。
走りながら、横目に湖を見れば、湖を前面に背景として富士山が見え、思わず写真に収めたいと思うような場所が幾つも出てくる。特に西湖沿いの部分は、湖岸沿いに蛇行する道となっており、富士山が見えたり見えなかったという感じになることから、コーナーを立ち上がってくると富士山が姿を見せるという、カーテンを開けて景色を見るような、目の前がパッと明るくなるような、何とも言えぬ淡い爽快感が何度も味わえた。
最終訪問日：2012/10/13
天気の良さというのもあって、もう爽快としか言いようのない道でしたね。
存分に富士山を味わいながら走れます。
富士五湖の周辺を走るなら、必ず走っておきたい道ですね。
