Mottyの旅日記 Archive

Mottyが巡った場所の記憶と記録

山中湖

山中湖畔から富士山を眺める

 富士箱根伊豆国立公園にある堰止湖で、富士五湖のひとつ。

 国土地理院山梨県のデータによれば、周囲13.87kmで、面積6.78km2富士五湖の中で最大であり、最大水深13.3mは最も浅く、水面の標高は980.5mで最も高い。この水深の浅さと標高の高さから、富士五湖の中では最も全面結氷しやすいという。

 富士五湖の成り立ちは、古富士火山の爆発的噴火による陥没から始まる。

 この陥没地に水が流れ込み、古明見湖、古剗海(セノウミ)という湖を形成し、やがて火山活動によって古剗海からさらに古河口湖が分断され、1万5千年前頃には3つの湖があったようだ。

 その後、新富士火山の活動期に入ると、膨大な噴出物によって、古明見湖、古河口湖が埋まり、古剗海もかなり小さくなったという。

 山中湖の位置には、以前は宇津湖があったといわれていたが、ボーリング調査などでその存在は否定されており、諸説はあるようだが、5千年前頃から古山中湖が形成されるようになったようだ。そして、8世紀頃の鷹丸尾溶岩流の流下後、桂川が堰き止められて現在の山中湖になったという。

  山中湖は、前述のように富士五湖の中で最も高い位置にあるが、河口湖と並んで観光地化されている湖で、冬にはワカサギ釣りの名所となっている。湖の西側は市街化しており、渋滞が発生しやすいこともあってのどかな雰囲気からは遠いが、湖の南岸や西岸は穏やかな避暑地という雰囲気があって、走っていても心地よい。また、大学の合宿所などが多く、有名私大の合宿所を至る所で見ることができるのも山中湖の特徴だろうか。

 

最終訪問日:2013/10/13

 

山中湖西南岸からの眺望は、富士山をバックに静寂な大自然の雰囲気があるんですが、個人的には、東南岸に浮かんでいた異様な数の足漕ぎスワンボートの記憶が強いですね。

多分、今まで見た中で一番多かった笑

地図で見ると、湖の東側の詳細図も衝撃的で、段々畑かっていうぐらいテニスコートとグラウンドが並んでいます。

MapFanやマピオンの地図じゃないと味わえないのが残念ですが。