四国の東南端である室戸岬付近に造られた観光道路で、全長は約9km。
有料観光道路としての室戸スカイラインが開通したのは、昭和45年(1970)3月28日で、当時は全国に観光有料道路が多く造成されていた時代であり、そのような世情の流れの中での開通であった。
このスカイライン開通により、道路周辺に展望レストランや国民宿舎なども造られたのだが、都市部からの室戸岬への交通アクセスが良くないというのもあり、当初の予想よりも交通量が少なく、昭和56年(1981)4月1日に無料開放されている。
室戸スカイラインの特徴は、室戸岬の海岸から、海成段丘の険しい斜面を一気に駆け上がる部分だろうか。室戸沖の水平線を横目に、高架状のヘアピンコーナーをグングン駆け上って行くのは、非常に心地よい。そのヘアピンコーナーを上って行った先には、四国八十八ヶ所霊場の第24番札所である最御崎寺と室戸岬灯台があり、室戸岬の観光ポイントが待っていた。
室戸岬灯台周辺を過ぎると、室戸岬のピークを挟んだ前後は軽快なワインディングロードとなり、そこから海成段丘の峰筋に入ってなだらかとなる。そして、やがて緩やかに下りつつ、室戸市街へと出た。
全体的には、全長は約9kmと短い道路で、眺望が利く場所も少ない道路ではあるが、非常にメリハリがあり、走っていて楽しい道である。
最終訪問日:2019/11/10
前回、室戸岬に来た時に、国道55号線を走りながら、あの急崖に刻まれた道は何ぞやと強く印象に残りました。
走った時間が夕方に差し掛かっていたというのもあり、なかなか雰囲気のある景色の中を走る事ができて、ちょっと感動しましたね。