Mottyの旅日記 Archive

Mottyが巡った場所の記憶と記録

淡路島一宮温泉

香りの湯の外観

 名前の通り、淡路島の旧一宮町にある温泉。泉質は、炭酸水素イオンとラドンを含んだph8程度の弱アルカリ性単純泉で、無味無臭、無色透明である。

 元々は淡路島一宮温泉として海近くに数軒のペンションや民宿がある程度だったが、パルシェ香りの館という大きな温泉宿泊施設ができてから有名になった。元の温泉地からやや離れた丘の上という立地と、地下1200mからの掘削温泉ということで、温泉施設で使われている源泉は、一宮を平仮名表記にして区別した名前となっている。

 パルシェ香りの館にある温泉施設は、名をパルシェ香りの湯といい、内湯は大きな浴槽にジェットバスと電気風呂がある程度で、いたってシンプルではあるが、前述のように海からちょっと離れた小高い丘にあるため、浴室からの視界が圧倒的に開けており、温泉からの眺めは最高だ。

 白を基調とした露天風呂には、高温風呂と書かれた浴槽と水風呂のほか、ジェットバスの浴槽、歩行浴可能な浴槽、打たせ湯の浴槽の3つがあるが、この3つはそれぞれ栽培されているハーブを使った湯となっており、香りを特徴とする施設らしい工夫がされている。また、サウナは2ヶ所あり、ドライサウナが露天風呂入口の横に、ミストサウナが露天風呂にあった。

 施設自体は、建設から20年以上経っていることもあって所々の古さは否めないが、温泉の性質として、弱アルカリ性のいわゆる美人の湯であるほか、施設全体でハーブの香りも楽しめるので、女性に特にお勧めの温泉と言えるだろう。

 

最終訪問日:2023/6/4

 

 

かなり昔に訪れた時には、ちょうどテレビでオリンピックの野球を中継しており、それ見たさにサウナにずっといたんですが、延長までもつれ込んでフラフラになってしまいったのが懐かしいです。

爽快な眺望と白を基調とした露天風呂が、何とも爽やかな温泉ですね。