Mottyの旅日記 Archive

Mottyが巡った場所の記憶と記録

神鍋温泉

 神鍋高原に湧出している温泉で、泉質はアルカリ性単純泉

 神鍋高原は、スキー場や夏のレジャーの場所として有名だが、温泉として歴史は比較新しく、昭和末期頃になってから温泉が運営されるようになったようだ。ただし、詳しい開湯時期は調べても分からなかった。以降、温泉宿も増え、日帰りの共同浴場も設置され、スキー客や夏の行楽客に利用されている。

 訪れたのはゆとろぎという共同湯で、温泉施設自体の駐車場もあるが、道の駅神辺高原からエレベーターと渡り廊下で繋がっているので、こちらから利用する人も多いのだろう。施設は、普通の温泉浴場と、湯川という名のプールや歩行浴、デッキなどを備えた水着着用のゾーンがあるが、水着着用ゾーンはゴールデンウィークや夏休みなどの繁忙期のみの営業で、通常は温泉浴場部分のみが営業しているようだ。

 浴室は森の湯、蔵の湯、香りの湯の3つがあるが、蔵の湯と香りの湯が繋がっており、実質的には2ヶ所ということで、偶数日と奇数日で男女入れ替えになっている。森の湯が大きな内湯と小さな露天風呂というシンプルな構成なので、蔵の湯と香りの湯に入れた日はラッキーと言えるかもしれない。

 訪れた時は、夏冬のレジャー時期から外れており、貸切に近い状態だったが、キャンプ場やスキー場が密集する神鍋高原の真ん中という立地もあり、夏のキャンプシーズンや冬のスキーシーズンになるとかなり混雑するのだろう。浴感は、単純泉だけにさらりとしているが、これは循環式なのも影響しているのかもしれない。

 森の湯が男湯の日だったので、蔵の湯と香りの湯を行き来して複数の湯を楽しむということはできなかったが、森の湯の露天風呂はその名の通りすぐ近くまで森が迫っており、それもなかなか趣があって良かった。冬場は暖を取る湯として、夏場は森林浴を兼ねる湯として、便利な温泉である。

 

最終訪問日:2011/10/30

 

 

1992年頃にアップ神鍋スキー場の近くの温泉施設に行った記憶があるんですが、調べると、ゆとろぎは1994年開業ということなので、違う施設だったのかもしれません。

民宿の人に連れて行ってもらったので、土地勘が無くて具体的な場所が分からず、ただひたすら混んでいて洗い場確保が大変だったことだけが断片的に頭に残っています。

ちなみに、ゆとろぎ2014年にリニューアルされた模様。

また機会があれば行きたいですね。