Mottyの旅日記 Archive

Mottyが巡った場所の記憶と記録

鹿之子温泉

 鹿之子温泉と呼ばれる施設はすぐ近くに2つあり、この唐櫃にあるからとの湯と、6kmほど北にあるかのこの湯である。

 元々はローカルな温浴施設としてのかのこの湯があり、新たにスーパー銭湯的温泉施設としてのからとの湯がオープンしたということで、最初は同じ名前から推測して温泉を輸送しているものかと思っていたが、泉質を調べてみると、からとの湯は湧出温度25.9℃の弱アルカリ性単純弱放射能泉で、硫黄泉のかのこの湯とは源泉が違い、地下700mの掘削源泉だった。もちろん、経営は両方とも同じで、ポイントカードも共通となっている。

 このからとの湯の特徴は露天風呂で、その広さは特筆ものだろう。露天風呂の湯船はそこそこの広さなのだが、横になれる場所があったりして視界が広く、非常にゆったりと過ごせ、長湯にはもってこいだ。内湯のほうも、ジェット風呂やサウナ、水風呂など、基本的な施設は揃っており、個人的にはこれでミストサウナがあれば言うこと無しなのだが、そこまで求めるのはちょっと贅沢だろうか。

 2001年3月にオープンして結構経つが、訪れる時間がビジータイムなのか、時間は関係なく繁盛しているのか、訪れた時はいつも駐車場がほとんどいっぱいになっているほどの盛況ぶりである。有馬温泉と地理的に近い影響か、金泉に近い褐色を帯びた温泉も魅力で、満足感が高い。

 

最終訪問日:2003/11/15

 

 

からとの湯へは、自分は車で行くんですが、神鉄唐櫃台駅から徒歩すぐで、そこも魅力のようです。

有馬温泉に隠れた、地元に愛される温泉という感じですね。