Mottyの旅日記 Archive

Mottyが巡った場所の記憶と記録

ばんしゅう戸倉スキー場

 兵庫県鳥取県の境にある戸倉峠近くのスキー場で、昭和30年(1955)の開場。平成20年(2008)から平成31年(2019)までは、ばんしゅう戸倉スノーパークと称していた。一般には、ばんしゅうは省かれ、戸倉だけで呼ばれることが多い。

 50年以上の歴史を持つスキー場であるが、近年はレジャーの多様化や暖冬による雪不足が影響して経営が行き詰まり、2000年以降は経営母体が幾度か変わった。現在は、近隣の若杉高原おおやスキー場を運営する、若杉高原開発企業組合が経営している。

 アクセスには姫路と鳥取を結ぶ国道29号線を使うが、阪神区域などのやや遠くの地域からは、中国自動車道を山崎I.C.で下りて北上するしかなく、国道29号線からすぐの場所にはあるのだが、時間的にはさすがに遠い。その代わり、兵庫県西部と鳥取県からは気軽に訪れることができ、ファミリー層を中心とした地元スキー客が多いスキー場である。

 スキー場自体は大きくなく、最長滑走距離は1000mで、客層が示すようにファミリー向けのスキー場であるが、最大斜度は38°と、部分的には面白いコースもあり、みはらしゲレンデからの景色や、滑っている時の視野の広さは気持ちが良かった。ただ、上級者には、やはり物足りないスキー場だろう。

 経営は相変わらず厳しいようだが、ゲレンデ丸ごと貸切プランを設定したり、夏にはキャンプ場を運営するなど、色々と努力が見えるだけに、今後も存続して欲しいところだ。

 

最終訪問日:2000/10/12

 

 

学生時代によく行ったスキー場ですが、新戸倉スキー場より標高は低く、雪質は少し悪かったイメージがありますね。

スキー場に行ってから、営業していないのを知った時もありました笑

その頃から気候にも恵まれてなかったんでしょうね。

気候も含めて経営環境は厳しいですが、頑張れ!