Mottyの旅日記 Archive

Mottyが巡った場所の記憶と記録

三河湾スカイライン

 三ヶ根山の開発を主眼とした三ヶ根山スカイラインと同様、遠望峰山から五井山に掛けての峰筋の観光開発を主眼として開通した観光道路で、昭和46年(1971)に一部開通し、同48年(1973)10月31日に全通した。全長は、資料によって差があり、17.71kmと17.6kmの2つの数字が見える。平成18年(2006)2月1日に無料開放された。

 昭和40年代に、愛知県道路公社が県内各地に造った道路のひとつで、当初は、三ヶ根山スカイライン、本宮山スカイライン鳳来寺山パークウェイ、茶臼山高原道路を結ぶ三河パークライン構想の一部でもあったという。

 開通当初は、遠望峰山周辺が人工スキー場やフィールドアスレチックなどの遊具施設で賑わったものの、岡崎市蒲郡市が構想していた桑谷山や五井山周辺の開発は、あまり進まなかったようだ。やがて、遠望峰山周辺も老朽化によって寂れ、スカイライン周辺の観光開発は終焉してしまった。ただ、三河湾が一望できるという眺望は健在で、今でも初日の出の際は、かなり賑わっているという。

 訪れた時は、日没迫る時間というのもあったのか、前後の車どころか対向車にも出会わないという状況で、完全に自分のペースで走ることができて愉しめた。ただ、道路脇からの草木のはみ出しが多かったせいで、車線内の道路脇側1m程度を使えない区間が多く、その上、路面の舗装状態もそれほど良くなかったため、快適なワインディングができるとはちょっと言い辛い道路でもある。

 眺望も、草木の繁茂によって期待したほど三河湾を見渡せる箇所が多くなかったので、草木の手入れにもう少し力を入れて貰えると、走る点でも眺める点でも有り難いのだが、無料化された今では難しいのかもしれない。

 

最終訪問日:2015/5/23

 

 

アップダウンもタイトなコーナーもある道路なんですが、17km以上もすれ違いすら無いというのは、ちょっとびっくり。

快適過ぎて、途中で景色を見るための休憩すらせず、走り抜けてしまいました。

夜は夜で夜景を楽しむ車が通りそうなんで、ちょうど真空の時間だったんですかね。