Mottyの旅日記 Archive

Mottyが巡った場所の記憶と記録

淡路サンセットライン

淡路サンセットラインからの夕景と遠く見える家島諸島

 主に淡路島の西海岸沿いを通る県道31号福良江井岩屋線の愛称。その名の通り、晴れた日には、瀬戸内に落ちる夕日を眺めながら走ることができる。

 県道全体とすれば長さ約55.7kmとなるが、実際に夕日を眺めながら走ることができる松帆の浦から西淡までの区間は約43kmの長さで、この43kmが本当の意味でのサンセットラインと言えるだろうか。

 この道は、海沿いとは言っても非常にシンプルな道で、リアス式海岸の海沿いを走る時ようなアップダウンやコーナーの連続場所といった区間がほとんど無く、淡々と走ることができる道である。逆に言えば、単調となりがちな道ではあるのだが、海が間近に迫る部分も多く、慶野松原や五色浜といった景勝地やいくつかの砂浜が横目に見え、走っていても飽きない。区間の長さもちょうど良いのだろう。小さな規模ではあるが、沿線には所々に休憩スペースがあり、車を止めて夕日をじっくりと眺めることができるのも、この道の良いところだろうか。

 阪神淡路大震災の数ヶ月後に走ったことがあるが、野島断層も近い為、その頃はかなり荒れた道となっていたのが今でも印象に残っている。当時は狭隘な部分も割と多かったのだが、復興と共に道の拡幅や集落部分のバイパス付け替えなどもあり、今ではかなり走り易い道となった。

 タコフェリーが健在だった時代に、大勢で日没まで休憩スペースで眺めていたことがあり、潮風の中での独特のゆったりした時間が非常に良い思い出となっている。天気の良い日に淡路島を走る機会があれば、ぜひ時間を調整して夕暮れ時に走ってもらいたい道だ。

 

最終訪問日:2023/6/4

 

 

昔は右折レーンもほとんど無いような2車線の道でしたが、今はかなりの距離で広くなっていて、快適に走ることができる道になっています。

観光施設も増えていますし、観光の帰りにのんびりと夕日を眺めるのもいいですね。