Mottyの旅日記 Archive

Mottyが巡った場所の記憶と記録

岡山プルーライン

 岡山県東部の臨海部を通り、岡山市国道2号線岡山バイパスに繋がる全長32.4kmの自動車道。比較的山側を走っている国道2号線の、バイパス的な性格も持つ。

 岡山県道路公社の有料道路として、昭和49年(1974)11月30日に東備西播開発有料道路として最初の区間の4.1kmが供用され、3年近く経った同52年(1977)7月1日に現在の路線が全通した。最初に通った頃は岡山ブルーハイウェイという愛称だったが、高速道路との誤解を招くことから、平成6年(1994)から今の名前に改称されたという。平成16年(2004)4月1日に無料開放され、県道397号線となった。

 岡山ブルーラインの東側区間は、臨海部の山々を抜けて走る為、道路のアップダウンが激しいのだが、時折見える海の眺めが素晴らしく、走り応えのあるメリハリの効いた道である。

 反対に、邑久の千町平野から岡山市街に近くなる西側部分は、眺望の開ける平野部が続き、平坦で直線的な道となるため、バイパス的な性格がより強い。そのため、走るという意味では、西側区間はやや面白味に欠ける。

 基本的には上下合わせて2車線しかない道路で、所々追い越しはできるものの、アップダウンが激しいため、上り坂で遅い車につかまるとペースが格段に落ちてしまうのがバイパスとしては難点だろうか。さらに、無料化以降は交通量がかなり多くなってしまっており、岡山市街から近い西側区間は特にその傾向が強く、朝の西行きと、夕方の東行きには、交通量の多さに注意が必要である。

 

最終訪問日:2023/2/10

 

 

岡山南東部の入り組んだ入江や山塊を縫って走ると、岡山に来たという感じがする道路です。

2ヶ所あるパーキング的な休憩所も特色があっていいですね。