Mottyの旅日記 Archive

Mottyが巡った場所の記憶と記録

和気鵜飼谷温泉

和気鵜飼谷温泉の外観

 和気鵜飼谷温泉は、字の通り和気町にあるホテルの中の温泉であるが、宿泊客だけではなく立ち寄り湯も利用可能となっている。開湯は、平成7年(1995)の11月。

 温泉は、湧出温度39.9℃のアルカリ性単純温泉で、単純温泉だけに湯の色や匂いに温泉らしさはあまり感じられない。しかし、湯の華が浮く湯には浴感に柔らかさがあり、刺激や負担が少ないことから、病後の体力回復などの湯治には適してそうだ。

 ホテルの浴室設備自体は、多彩というほどではないが、室内には泡が出るようになっている大きな内湯とサウナ、薬草風呂があり、屋外には打たせ湯と繋がった大きな露天風呂がある。露天風呂はかなり大きく、場所によって深さも変わるので、好みや浸かる時間によって調整でき、なかなか具合が良い。また、かなり大きなスペースが確保されているので、視界も広く落ち着ける空間となっている。

 ホテル周辺には、テニスコートや屋内温水プールがあるほか、鵜飼谷交通公園には遊具などの施設やサッカーなどに使える和気ドームがあり、また、吉井川沿いには片上鉄道の廃線跡を利用した片鉄ロマン街道という自転車道路も整備されているので、その宿泊拠点としてホテルが使われる事も多いようだ。また、周辺施設と同じく公営の為、全体的に料金は安めである。

 訪れた時も、テニス合宿と思われる一団が居たほか、ホテルロビーには、雨の中でも走ろうとしているジョガー達がいて、田舎の一軒宿らしからぬ、ちょっとした混雑が起こっていた。運動後の温泉という至福のコンビネーションを、非常に簡単に組み合わせられるホテルとして、重宝されているのではないだろうか。

 

最終訪問日:2014/3/30

 

 

隣にあった温水プールも利用したんですが、こちらも安く、久々に全身運動ができて楽しかったです。

そして、ホテルで呑んだ和気清麻呂という地酒がおいしかった。

また呑みたいですね。