Mottyの旅日記 Archive

Mottyが巡った場所の記憶と記録

九頭竜スキー場

 福井県を横断し、三国港まで流れる大河九頭竜川の上流、九頭竜ダムによって作られた九頭竜湖のすぐ近くにあるスキー場で、昭和47年(1972)12月のオープン。スキー場には珍しく、大野市による公営である。

 スキー場の大きさ自体はそれほど大きくはないが、大きく2つのゲレンデに分かれ、最長滑走距離は1000mと、ゲレンデマップから想像するよりは長い。大きく2つに分かれたコースのどちらも、山頂に近い部分はチャレンジコースと呼ばれる上級コースとなっており、4本あるリフトの内、2本はそれぞれの上級コースへ向かう構成となっている。

 上級者用として、短いながら新雪ふかふかのチャレンジコースAとモーグルのあるチャレンジコースBがあり、この2本とは別のところにポールが設置されているダウンヒルコースがあった。これら上級コースは、斜度が最大で41°と、なかなか険しく滑り甲斐のあるコースだ。ただ、滑走距離がそれほど無いのは、少し物足りないかもしれない。

 また、中級者用コースとして、同じ2本のリフトからホースラインコースとパノラマコースも選ぶことが可能だ。麓に近い部分はほぼ初級、中級コースで、全体的には初心者から中級者までの人に向いているスキー場と言えるだろうか。

 スキー場へのアクセスは、東海北陸道白鳥I.C.から国道158号線を西へ入っていくか、北陸道福井I.C.から同じく国道158号線を東へ行くかだが、自分が訪れた時に比べ、国道のバイパスとなる油坂峠道路が開通しているため、圧倒的に岐阜県側から入る方が早くなっているだろう。

 スキー場全体としては、ゲレンデがシンプルにまとめられた、なんだか懐かしい感じがするファミリー向けのスキー場である。

 

最終訪問日:1998/2/23

 

 

週末に泊まりで訪れたのですが、それほど混雑しておらず、穴場のスキー場なんでしょうね。

レストランなども含め、のんびりと過ごすにはいいスキー場でした。