Mottyの旅日記 Archive

Mottyが巡った場所の記憶と記録

岐阜市歴史博物館

 斎藤道三織田信長が本拠を置いた岐阜城のある金華山の、西側の麓にある岐阜市立の歴史博物館で、昭和60年(1985)11月1日の開館。

 歴史に特化した博物館だけあって、先史時代から上代の遺物や、中世から近代までの史料数は多く、常設展もなかなか見応えがある歴史博物館である。また、博物館内には、あまり流通していないような岐阜に関する書籍も読むことができ、地元でしか得られない詳しい情報もあって、ついつい長居してしまった博物館だった。

 訪れた頃の展示は、各時代の展示が満遍なくされており、良くも悪くも総花的で、斎藤道三織田信長が居城としていた岐阜城の麓の博物館というイメージを持って見学すると、戦国時代の展示内容が少なく、やや物足りなく感じたというのが、正直なところだろうか。そのような人が多かったのか、それとも立地を生かして岐阜城に関連する展示の充実を図るべきという意見が多かったのか、現在は戦国時代に関する展示がかなり多くなっているようだ。

 博物館の周辺には、金華山ロープウェイを始め、信長の居館跡や千畳敷があり、それらが連なるエリアの南端に博物館は建っている。岐阜城の観光のついでに寄るには絶好の場所で、知識を深めてから岐阜城へ登るなり、下りて来てから復習するなり、岐阜城を訪ねるなら是非寄っておきたい施設だ。

 

最終訪問日:2001/8/30

 

 

資料館などに複数回行くことは珍しいですが、不思議と岐阜城やその麓の居館跡へ行った時には、立ち寄っている博物館です。

国盗り物語の知識がベースだった若き日に、道三が父子2代の物語だったという衝撃の事実を知ったのもここでしたね。