Mottyの旅日記 Archive

Mottyが巡った場所の記憶と記録

魚津歴史民俗博物館

 前身は、昭和48年(1973)10月20日に開館した魚津市立歴史民俗資料館で、同53年(1978)には別館を増築し、さらに同62年(1987)10月1日には、民俗資料館とは別に、現YKK株式会社である吉田工業株式会社の寄贈を受けて吉田記念魚津市立郷土館が開館した。そして、平成4年(1992)4月1日に、この2つの資料館と、昭和48年(1973)に移築されていた江戸時代の民家旧澤﨑家住宅を総称して改称されたのが、現在の魚津歴史民俗博物館である。

 歴史民俗資料館は、その名の通り、主に魚津の民俗に関しての展示が多く、農具や漁具、生活用品などが展示してあるほか、魚津漆器などの魚津の伝統技術に関する展示もあった。そのほかにも、甲冑や、世界で最初に大型テレビの公開実験に成功した川原田博士に関するものが展示されており、博士をモデルとしたNHKのテレビ小説「凛凛と」の撮影に関する展示もある。

 もうひとつの施設である吉田記念郷土館は、主に歴史に関する展示内容で、魚津で出土した遺物や、松倉城、魚津城に関する解説があり、旧澤崎家住宅は、江戸時代後期の山間部にあった民家形式をよく伝えているという。

 博物館は、越後の上杉氏が越中支配の中継拠点とした、天神山城のあった天神山の中腹にある。訪れた時は、入場は有料との表示があったものの、無料で入ることができたのだが、地元の学生のために通常時も無料であるようだ。

 

最終訪問日:2001/9/17

 

 

何を思ったのか、歴史民俗資料館と旧澤﨑家住宅はきっちり見学したのに、一番興味があるはずの、歴史の展示がある郷土館に行き忘れました。

なんたる失態!

またタイミングが合えばリベンジしたいですね。