Mottyの旅日記 Archive

Mottyが巡った場所の記憶と記録

寺社

松帆神社

松帆神社の真っすぐ伸びる参道 百人一首に「来ぬ人を 松帆の浦の 夕凪に 焼くやもしほの 身もこがれつつ」という歌があるが、その岩屋付近の松帆の浦とは別に、松帆という名を持つ場所は淡路島のあちこちにあり、この松帆神社もそのうちのひとつである。 伝…

中山寺

中山寺の重厚な山門 年代は不明ながら、聖徳太子の建立と伝わる由緒ある寺で、全国的にも安産や子授のお寺として有名。正式には紫雲山中山寺といい、真言宗中山寺派の本山であることから、大本山中山寺とも称する。 中山寺の本尊は、十一面観世音菩薩で、勝…

清荒神清澄寺

清荒神清澄寺の本堂 地元では荒神さんとして、一般には清荒神の名で知られる寺。摂津国八十八箇所霊場の第七十二番札所で、真言三宝宗という荒神信仰の大本山でもある。 寛平8年(896)、鎮護国家を願う勅願寺として宇多天皇によって創建され、比叡山の高僧静…

柿本神社

柿本神社本殿 三十六歌仙のひとりで歌聖とも称される、柿本人麻呂を祀る神社。神社名の読みは、カキモトではなく、祭神と同じカキノモトである。 柿本人麻呂は、その生没年を始めとして官位や事跡すらよく判っておらず、ただ短歌や長歌だけが残るという、ま…

大石神社

四十七士の像が並ぶ大石神社の参道 赤穂で大石と言えば、忠臣蔵の大石内蔵助がすぐ思い浮かぶように、赤穂浪士四十七士を祀る神社。 俗に言う忠臣蔵とは、元禄14年(1701)に起きた浅野内匠頭長矩による江戸城松の廊下での吉良上野介義央への刃傷事件に始まり…

瓜生羅漢石仏

岩窟に並ぶ石仏 キャンプ場などがある、相生市の羅漢の里の管理事務所へと続く道の途中に、右折して山へ入って行く道がある。これが、感状山城と瓜生羅漢石仏へ続く登山道だ。 遊歩道の入口には、水車のある農家が出迎えるように建っているが、そこから羅漢…

伊弉諾神宮

伊弉諾神宮の拝殿 神社本庁の定める、いわゆる別表神社のひとつで、淡路国一宮。また、延喜式神名帳に記された式内社であり、名神大社に列している。 神社の名前が示す通り、本来の祭神は伊弉諾尊(イザナギノミコト)のみであったようだが、いつの頃からか伊…

生田神社

神社本庁の定める、いわゆる別表神社のひとつで、延喜式神名帳では名神大社に列している。生田神社の祭神は、稚日女尊(ワカヒルメノミコト)で、これは天照大神の幼名や和魂、あるいは妹ともいう。若々しい日、つまりは朝日信仰だったのだろうか。神功摂政元…

青玉神社

青玉神社説明板 多可町加美区の国道427号線にある道の駅杉原紙の里多可の向かいには、杉の巨木が深い杜を作り出している一角がある。これが天戸間見命(アメノトマミノミコト)と大歳御祖命(オオトシミオヤノミコト)を祀る青玉神社の境内で、他の神社では見ら…