平成15年(2003)7月26日にオープンしたスーパー銭湯で、兵庫県で3店舗を展開するあかねの湯の、最初にオープンした店舗。令和6年(2024)1月末で閉店した。
内部の施設は大きく、軽食やマッサージなどの付随施設と浴室の2区画に分かれており、スーパー銭湯らしい構造をしていたが、規模としては後発姉妹店の加古川店の方がより大きく、洗練されている印象だ。
浴室設備としては、水風呂や乾式サウナ等の通常の設備のほか、露天風呂がかなり充実しており、人工温泉の炭酸泉や壷湯、寝湯、低温の湿式サウナ等があった。
個人的に気に入っていたのは瞑想の湯で、洞穴のような空間に寝湯に近い状態でテレビを見ることができるようになっており、長時間、寛げる空間だった思い出がある。ただ、その後に訪れた時には、配管工事の破損によって洞窟風呂は閉鎖されてしまっており、結局、閉店となるまで復旧はしなかったようだ。
揖保川の脇の、工場が立ち並ぶ一角にあり、龍野の市街地からはやや離れているものの、国道2号線からは近く、車ならば行きやすいスーパー銭湯だった。運営母体が菓子メーカーの子会社ということで、工場跡地の再利用だったのかもしれない。
系列1号店ということで、加古川店と比べれば全体的にやや古い感じだったのは否めなかったが、その分、のんびりとできる雰囲気がある店舗であった。
最終訪問日:2022/10/15
個人的に、西方面にツーリングに行った際、疲れを取るのに立ち寄るスーパー銭湯にしていました。
山陽道で帰ってきて、龍野I.C.から龍野太子バイパスに乗り換えるんですが、そこにちょうどあったんですよね。
その後継を探すのが難しいです。