Mottyの旅日記 Archive

Mottyが巡った場所の記憶と記録

赤倉温泉スキー場

 妙高山の東麓に広がる妙高高原に造られたスキー場で、かつては赤倉観光ホテルスキー場、京王チャンピオンスキー場、赤倉温泉中央スキー場、赤倉くまどースキー場、赤倉銀嶺スキー場、赤倉ヨーデルスキー場という6つのスキー場の総称であった。最長滑走距離は4500m、最大斜度は43°。

 名称については、運営会社の変遷などもあったため、時代時代によって呼び方が変わり、名称は一様ではないようだ。一般的には、妙高赤倉や新赤倉温泉スキー場などとも呼ばれていたことがあり、現在は赤倉温泉スキー場と赤倉観光リゾートスキー場の2つで構成されている。

 赤倉温泉でのスキーの歴史は古く、大正時代には皇族がスキーに訪れていたようで、その頃にはすでにスキー場の祖型があり、宮様スロープなどと呼ばれ、次第に庶民に人気を博すようになっていったという。

 整備されたスキー場としては、昭和12年(1937)に開業した赤倉観光ホテルに付随するレジャー施設として開かれたのが最初である。

 以後、同25年(1950)3月には赤倉チャンピオンスキー場としてチャンピオンゲレンデが開業し、同年10月には赤倉温泉中央スキー場に公認としては日本初のリフトが設けられ、同33年(1958)3月には赤倉熊堂スキー場としてくまどーゲレンデが開かれた。そして昭和40年(1965)までにヨーデルゲレンデや銀嶺ゲレンデも開かれ、ほぼ現在と同じ大きさになっている。

 全体としては、一体的に開発されたわけではないため、やや雑多なコースが集まった印象にもなるスキー場だが、広さやリフトの総延長距離は流石の規模で、老舗のスキー場の貫禄と言えるだろうか。また、積雪量も豪雪地帯ならでは多さで、色んな意味で安定したスキー場という印象である。

 ゲレンデは、訪れた頃は、ホテル、チャンピオン、中央、ヨーデル、くまどー、銀嶺の6つのエリアがあったが、現在は、ホテルとチャンピオンで1つ、中央を吸収したヨーデルから銀嶺までで1つの、大きく2つのエリアに大きく分けられているようだ。いずれにしても、全てのコースを回ろうと思えば一日仕事になるのは間違いないほど、大きなスキー場である。

 

最終訪問日:1997/4/5

 

 

よく訪れたていたのは、春スキーの最終週で、感謝祭としていろんな出し物が出ていて、お祭り気分で楽しかったですね。

春スキーなので、雪質はどうにでもなれ状態なんですが、ツアーの値段も安く、天気によっては半袖で滑れたりで、お勧めです。