
願掛けの指輪で有名な寺。正確には、万年山安養院瀧湖寺の奥之院笠ヶ瀧である。本尊は不動明王で、大正3年(1914)頃から修験道場として整備されたという。
瀧湖寺は、小豆島八十八箇所霊場の第七十二番札所で、空海が天竺八塔の土を埋めて堂宇を建立したという伝承を持つ真言宗の寺院である。その奥之院である笠ヶ瀧寺も、山岳霊場として、小豆島八十八箇所霊場に含められている。
笠ヶ瀧寺へは、麓の県道26号線の小馬越から細い道へ入って行き、瀧湖寺の脇を過ぎてヘアピンの続く山道を登っていく。小さいながら道標があるので、迷うことはないだろう。山道の始まるところには徒歩で登る道があるが、体力に自信がある人以外にはお勧めしない。また、山道は大型車が入るのは不可能で、車高の低い車も遠慮したほうが無難だ。
山道を登りきると5台ほどの駐車場があり、そこから断崖絶壁を登っていくことになる。崖は2ヶ所あるが、手すりや鎖が設置されており、慎重に登れば事故にはならないだろう。
崖を登りきると本堂の下に出るので、そこから左手へ回り、岩をくりぬいた通路を通って本堂へと入ることができる。この岩を掘った通路内には、ご本尊の不動明王が安置されているほか、六角形の穴が岩に穿たれており、くぐるとご利益があるというくぐり岩となっていた。
本堂で購入できる願掛けの指輪が有名で、縁結びのお寺としても知られているが、この指輪は、はめる指によってご利益が変わるということになっている。堂内には、義肢やコルセットが多く奉納されており、身体の快癒の祈願が多く行われたのだろう。
ちなみに、恋愛成就は左手の中指にはめるということだったが、堂内の説明を見た限りでは、この指にはめた場合はその人の願いが叶うということらしく、本人が恋愛成就を望めば縁結びになるということのようだ。
最終訪問日:2008/8/24
本当に断崖の上に建っているので、下から仰ぎ見ると、さすがの迫力でした。
グループで訪れたんですが、女性陣は指輪の説明にもの凄く食いついているのに比べ、男性陣は興味無さ気で、その対比が面白かったですね。