Mottyの旅日記 Archive

Mottyが巡った場所の記憶と記録

神戸布引ハーブ園

 新幹線の新神戸駅の北側には、名勝である布引の滝を包み込むように山塊が広がっているが、その山に設けられたロープウェイで上った先にある園地である。開園は、新神戸ロープウェイの開業日と同じ平成3年(1991)10月23日。

 約16haの園内には、ハーブの元となる草花を栽培している温室や花壇があるのはもちろん、ハーブとは関係ない季節ごとの草花も植えられており、神戸市街と瀬戸内海を見渡せる絶好のロケーションを感じながら、散歩などで非常に心地よくゆったりと過ごせる空間となっている。また、ハーブ園という名を冠しているだけあって、ハーブの歴史や作り方、活用方法などを紹介している建物があるほか、本館には抽出器具などが展示してあり、ハーブに特化した資料館兼植物園という側面も持つ。

 このほか、レストランやカフェ、ショップや、体験教室などもあり、ハーブに関するいろいろなものを、食べたり、飲んだり、買ったり、作ったりすることができ、植物好き、ハーブ好きの人にとっては、飽きない施設だろう。また、ホールや多目的ルームも備え、様々なイベントに対応できるようにもなっている施設である。

 訪れた季節が秋だったので、昼間の展望台から見える、色付いた六甲の紅葉が綺麗に見え、終了間際のロープウェイでも、夕闇迫る神戸市街地の夜景がとても綺麗だった。一部以外は入場が無料の施設でもあり、異人館に立ち寄った時には、ついでに立ち寄るのが場所としてお勧めだ。

 

最終訪問日:2000/11/17

 

 

ハーブは苦手な人間ですが、それなりにゆったりと過ごせて楽しめる施設でした。

ロープウェイは夕方の日没前後がお勧めです。

明かりの灯り始めた神戸の市街地と夕焼けが、それはそれはとても奇麗でした。