Mottyの旅日記 Archive

Mottyが巡った場所の記憶と記録

自然

橋杭岩

大小40もの岩が、対岸の大島へ続く橋のように850mに渡って一列に並び、橋梁が落ちて橋脚だけが残ったように見える奇岩。国指定の名勝であり、天然記念物にもなっている。 伝承では、天邪鬼と弘法大師が沖の大島へ向かって橋をどちらが早く架けられるか賭けを…

那智滝

日本有数の133mの落差があり、この最も落差を持つ滝を一の滝とし、少し上流にある二の滝、三の滝を合わせて那智大滝と呼ぶ。滝自体が、熊野那智大社の別宮である飛瀧神社の御神体となっているほか、国の名勝に指定されている。 滝全体の落差で言えば、富山の…

潮岬

登ることが可能な潮岬灯台 本州最南端の岬。 潮岬灯台は北緯33度26分15秒、東経135度45分16秒に位置し、広義の潮岬という大きなくくりの中でも最南端となるのは、潮岬灯台からやや東の岩礁であるクレ崎である。 国道42号線から、島のような潮岬を1周する県道…

奇絶峡

東の高尾山、西の三星山と竜神山に挟まれた、奇岩と巨石が続く右会津川沿いの渓谷。 田辺市街の中心部を流れる会津川は、郊外に入ると2つに分かれ、その西側の支流が右会津川となるが、その右会津川沿いを走る県道29号線を5kmほど遡っていくと、やがて両側に…

保津峡

桂川の上流、亀岡から嵐山に至るまでの保津川沿いの渓谷で、保津川峡谷とも呼ばれる。全長は約11.5km。 桂川の上流部の名前は、行政的な正式名称は下流と同じく桂川だが、大堰川や保津川とも呼ばれている。一般的には、亀岡から嵐山までの狭隘な渓谷部を保津…

経ヶ岬

経ヶ岬解説板 丹後半島先端の岬で、近畿地方の最北端。岬に建つ経ヶ岬灯台は、北緯35度46分38秒、東経135度13分24秒に位置する。 国道178号線から北に分岐している比較的広い道を700~800mほど行った所に駐車場と展望台があり、日本海の水平線を眺めることが…

天橋立

南からの飛龍観の昭和50年代頃の眺め 白砂青松が続く砂嘴で、国指定の特別名勝に指定されている。宮島や松島と並ぶ日本三景のひとつ。 伝わる神話としては、イザナギノミコトが立てかけておいた天界と下界を結ぶ梯子が、寝ている間に倒れ、天橋立になったと…

蒜山高原

蒜山高原の牧場と遊園地 大山から東へと伸びる峰々に、東西方向の尾根筋が岡山県と鳥取県の県境となっている上蒜山、中蒜山、下蒜山の三峰があり、蒜山三座と呼ぶ。蒜山高原は、その南に広がる中国山地北面の高地で、南北10km、東西20kmの大きさを持ち、高原…

宇甘渓

旭川の支流である、岡山県中央部の吉備高原から流れ出る宇甘川の、中流域の渓谷。 渓谷といっても、川沿いはそれほど崖が切り立った険しい場所ではないが、ふと近辺の山々を見ると、切り立った奇岩を遠くに望むことができる。宇甘川に沿って、このような山の…

野島鍾乳洞

岩で入口が塞がれてしまっている野島鍾乳洞 兵庫県下で唯一といわれる鍾乳洞。 通常の鍾乳洞は、古生代や中生代の石灰岩層にできることが多いが、この野島鍾乳洞は、約2000万年前の新生代第三紀に属する、岩屋累層という牡蠣などの貝殻が堆積して岩となった…

飛龍の滝

飛龍の滝大滝近景 千種川から支流を2.5kmほど遡ったところにある滝で、2段合わせて落差4mの小滝と、16mの大滝から成る。 国道373号線の久崎三差路から徳久方向へと入り、千種川を渡って上月工業団地を抜け、東向きから南向きへと方向を変えながら千種川の支…

原不動滝

木々の隙間から見える原不動滝中ノ段 揖保川の支流である引原川の、そのまた支流である八丈川を1.5kmほど遡っていった先にある滝。日本の滝100選に選ばれている。 その昔、美しい渓谷に消えていった飛龍を見た修行僧が、龍を不動明王の化身と思い、その渓谷…

闘龍灘

闘龍灘全景 播州平野の稲美野を潤す加古川の中流、中国自動車から1kmほど北のところにある幅広の滝。地図や交差点名には、竜の字で闘竜灘と表記されていた。 幕末の詩人梁川星巖が漢詩に詠んだ事から名付けられたという闘龍灘は、かつて栄えた加古川の水運が…

鹿ヶ壺

最下段の尻壺 揖保川の支流、林田川の源流近くの支流にある滝で、水流が長い年月をかけて岩盤の石英粗面を削り、流れ落ちた先で大小数十もの小さな滝壷を作っている。これら滝群の最大のものが鹿ヶ壺で、鹿の寝姿に似ていることから名付けられ、この一帯の滝…

魚ヶ滝

魚ヶ滝を上から 市川の上流、生野銀山近くの銀山湖に流れ込む手前約1kmのところにある滝。 落差は2mちょっとしかない滝なのだが、子供たちが飛び込むにはちょうど良く、また、滝の近くが浅く穏やかな広い空間となっている為、兵庫県下では水遊びできるスポッ…