Mottyの旅日記 Archive

Mottyが巡った場所の記憶と記録

資料館

高槻市立歴史民俗資料館

商家内に掛けられていた笹井家住宅の解説板 かつての高槻城三ノ丸である、城跡公園の中に建つ歴史民俗資料館。 この資料館の建物は、高槻城下の紺屋町で干物や瀬戸物を扱っていた商家笹井家の店舗兼住宅を移築復元したもので、白壁と本瓦葺が印象的な江戸時…

狭山池博物館

日本最古の灌漑用のダム式貯水池である狭山池の、ダム化を記念して建てられた狭山池と土地開発史についての博物館。開館は平成13年(2001)3月28日。 狭山池は、古事記や日本書紀に登場するほどの歴史を持ち、それまでも日本最古のダム式貯水池といわれてはい…

岸和田市立郷土資料館

かつて岸和田城内にあった郷土資料館で、復元された多聞櫓門と隅櫓の内部を使用していた。開館は、櫓の完成公開と同じ昭和45年(1970)5月15日で、閉館は、平成19年(2007)3月31日である。 郷土資料館で展示されていた内容は、復元された岸和田城の櫓内にあった…

高松城址公園資料館

高松城址公園は、有名な秀吉による水攻めが行われた備中高松城の跡地を昭和50年(1975)から整備したもので、平成5年(1993)に完成した。資料館の開館時期は分らなかったが、公園と同時期か、やや遅れて開館したのではないだろうか。 資料館は公園の一角に建ち…

高梁市郷土資料館

昭和53年(1978)4月17日に開館した、高梁市の郷土資料を展示している資料館。 資料館の建物は、日露戦争が勃発した年である明治37年(1904)に建設された、高梁尋常高等小学校の旧本館である。木造2階建ての建物は、明治期に建築された学校建築物として代表的か…

吉備高原ニューサイエンス館

吉備高原都市にあった、未来をテーマにした科学館。開館は昭和60年(1985)10月で、建物の老朽化や吉備高原都市の行き詰まりなどもあり、平成21年(2009)3月31日で閉館した。 大きく分けて、エレクトロニクス、バイオテクノロジー、新エネルギー、新素材の4つの…

岡山県立博物館

岡山城や後楽園などがある旧岡山城の城域の中で、後楽園の外苑にあたる西北部にある県立の博物館。岡山県政100周年の記念事業のひとつとして、昭和46年(1971)8月に開館した。 岡山は、旧国名では備前、備中、美作がそれにあたるが、この博物館では、美作地方…

吉田郷土館

吉田郷土館は、昭和40年(1965)から実施された土地区画整理事業によって、周辺の区画整理と共に建てられた資料館である。開館は昭和48年(1973)12月15日。 中世の明石郡一帯に勢力を持っていた、明石氏の本拠枝吉城跡がある城山一帯は、播磨でも早くに農耕が開…

播磨町郷土資料館

播磨町内の史跡や古文書のほか、播磨町ゆかりの人物や廃止となった別府鉄道に関する展示をしている資料館である。昭和60年(1985)11月1日の開館。 昭和59年(1984)1月31日を最後に廃線となった別府鉄道の跡地利用の一貫として建てられた郷土資料館で、その廃線…

野島断層保存館

平成7年(1995)1月17日午前5時46分に発生した、阪神淡路大震災の震源となった活断層を、約140mに渡って保存展示している資料館。開館は地震から3年経った平成10年(1998)4月2日で、北淡町震災記念公園内にある。 野島断層は、震災後、約9kmに渡って地表に露出…

にしわき経緯度地球科学館

テラ・ドーム入口 この科学館の通称はテラ・ドームで、地球を意味するテラという言葉が名前に付けられているように、地球や宇宙の自然科学に関するもの、つまり気象や天文についての展示をしている科学館である。平成5年(1993)6月の開館。 西脇市には、日本…

杉原紙研究所

古代から明治にまで流通した和紙、杉原紙の研究所。 杉原紙の歴史は古く、奈良時代の7世紀後半頃からあったとされ、その頃は播磨紙と呼ばれていた。平安時代に入ると、杉原谷一帯は椙原荘として藤原氏の荘園となった為、杉原紙も藤原氏に献上されたはずで、…

上月歴史資料館

戦国時代末期に播州を巡って戦いを繰り広げた、毛利家と織田家が激突した上月城の歴史資料と、地元の皆田紙や早瀬土人形などの民俗資料を展示している資料館。平成17年(2005)6月2日の開館で、直後に訪れた時は上月城公園歴史資料館という名であったが、後に…

柏原歴史民俗資料館

柏原藩の陣屋跡から道を挟んだ向かいにある、歴史民俗資料館。開館は平成2年(1990)5月2日。 柏原の上代からの歴史と、柏原の考古や民俗に関する史料、江戸時代の柏原藩の成り立ちや藩ゆかりの品物の展示がしてある。平成9年(1997)9月8日からは、江戸時代中期…

大鳴門橋記念館

大鳴門橋完成を記念して、橋の開通と同じ昭和60年(1985)に建てられた資料館。現在はリニューアルされ、「うずの丘」が冠されている。 かつては、記念館の内部にうずしお科学館と淡路人形浄瑠璃館が併設されており、淡路人形浄瑠璃館では、郷土の伝統芸能で40…

うすくち龍野醤油資料館

旧本社社屋を改装した資料館 龍野の地場産業として隆盛した、淡口醤油や醤油醸造に関する資料館で、昭和54年(1979)11月の開館。 龍野は、播磨平野で産出される米や麦、大豆、赤穂で精製される塩、鉄分の少ない軟水である揖保川の水と、醤油醸造に必要なもの…

安間家史料館

篠山藩の藩士だった安間家の屋敷を、そのまま江戸時代の武家屋敷の資料として保存し、藩士が使った種々の日用品や、篠山藩所縁の歴史資料を展示している史料館。展示物だけではなく、建物自体が重要な史料である。 旧安間家の武家屋敷は、平成6年(1994)3月に…

赤穂市立歴史博物館

博物館の愛称が、塩と義士の館となっているように、主に赤穂の主産業だった塩田業と、赤穂城、赤穂浪士について展示している博物館で、平成元年(1987)の開館。 白壁の土蔵風の建物となっている博物館の1階は、赤穂の先史時代の遺跡や出土物の解説から、全国…

赤穂市立海洋科学館

近世から近代にかけて、赤穂の主産業であった塩田業を切り口に、海洋に関する解説展示をしている科学館。塩田跡地を公園化した赤穂海浜公園内にあり、公園が開園した昭和62年(1987)7月25日に開館した。 展示内容は、世界各地で取れる岩塩や塩田から取れる塩…

明石市立天文科学館

天文科学館の展望台付き時計塔と子午線標示柱 日本標準時である東経135度の子午線上にある科学館で、主に天文や時間に関する資料の展示をしている。 開館は、時の記念日である昭和35年(1960)6月10日で、プラネタリウムの設置は日本最初ではないものの、投影…